男性の中には決断を下すのに時間がかかる人がいます。
あなたの周りや職場などにもそのような男性はいませんか?
男ならズバッと結論を出して欲しいものなのですが…
そして中でも男性は「断る」ことが苦手のように感じます。
無理なら最初からしっかり断っておけば、あとあと楽なのに・・・なんて思ってしましますが。
では、男性はなぜ「断る」のが苦手なのでしょう?…
さっそくその心理に迫ってみましょう。
Sponsored Links
男はなぜ「断る」のが苦手なの?…その心理に迫る
男性にとって「断る」ということは、自分で自分の能力や実力を否定してしまうようなものです。
自分の可能性も、実績も、あるいは人間としての存在も、自ら否定してしまうような気になります。
ですから、断ることなんて間違ってもできないのです。
と、大げさに書きはじめましたが、事実何かを頼まれて、それを「断る」なんて、相手に自分を小さく見せるようなものなのです。
もちろん、頼まれる内容によっては断ります。
膨大なお金を貸してくれといわれてもできません。
しかし、多少の無理をすれば何とかなる程度の借金を頼まれれば、仕方なく貸してしまうでしょう。
そのくせ、一人になると後悔しているのです。
「断ればよかった」と…
頼まれたことに喜びを感じると同時に、気軽に引き受けてしまった自分に対して自己嫌悪を感じる。
そのあたりが矛盾しています。
きっと他の人には相談できなかったのだろうな…
と自分のところに相談に来た相手の心を思うと、無上の喜びを感じます。
ところが、一人になると気前のいい男を演じた自分に嫌気がさします。
けれど、そんな自分のすべてを否定したくない男の意地みたいなものがあるのです。
男性の心理の中には「自分にできないことはない」と思いたいのです。
ただ単に今までやったことがないだけだ、経験がないだけだと思っています。
その気になれば、やる気になれば何だってできる。
頼まれたことも相談されたことも、あるいはヒマラヤ登山も北極の探検も、別の仕事につくことも。
ただ、「やっていないだけだ」と。
ですから、断れないのです。
自分を一番認めているからです。
断るなんて、人間失格だと感じています。
無理をしているくせに、僕という人間とつきあいができてよかったね、と相手に対して感じ、自分一人悦に入ることが好きなのです。
男はこの感情をくり返して、明日の自分をつくっていくのです。
取り返しのつかないほどの失敗なんてそんなに多くあるはずはないのです。
ただし、自分の彼があまりにも何でも抱え込むようなら、そっと注意してあげましよう。
男性とはそういった心理の持ち主なのですから…
この記事へのコメントはありません。