夏になると発生する蚊との戦い。
キャンプや釣りなどを思う存分楽しみたいですが、忘れてはいけない蚊の存在。
蚊が多いとこなどで遊んでいると、心から楽しめないですよね。
さてここで、よく蚊に刺されやすい人と刺されにくい人がいると聞きます。
そしてそれは血液型によって分かれる・・・と。
よく耳にするのはO型の人が一番蚊に好まれやすいと聞きます。
もしかしたらこの噂によって、実際にO型の人は、「私O型だから蚊に刺されやすいんだよね」と口グセのように言っているかもしれません。
そんなO型の人のためにも、実際のところ、本当にO型の人は蚊に刺されやすいのかを調べてみました。
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0型は蚊に刺されやすいって本当なの?
0型は蚊に刺されやすいって本当なの?
花火やバーベキューなど、夏は屋外レジャーに繰り出すのに最高の季節だが、その一方で、藪蚊との戦いを強いられもします。
うっかり虫よけスプレーを忘れて夏祭りにでも出掛けようものなら、目も当てられません。
しかし、誰しも体感的に感じているだろうが、グループで行動を共にしていると、蚊に刺されやすい人とそうでない人に分かれるように思います。
一説には、「血液型がO型の人は蚊に刺されやすい」とも聞きます。
これって事実なのでしょうか?
実はこの噂は事実無根なのです。
そもそもO型というのは、ABO式の血液型検査の判定結果のひとつで、赤血球の凝集反応の区分のひとつを表すもの…
さらに詳しく言うと、凝集の役割を果たしているのは、赤血球表面のABO抗原です。
しかし、この抗原自体は血液の中でも非常に微少な要素に過ぎません。
たとえば輸血を行うような事態においては、これは非常に重大な因子となりますが、血液型が違うからといって血液の機能や成分が大幅に変わることはありません。
つまりO型だけが蚊に刺されやす、医学的に完全否定できるとのことでした。
逆に蚊の視点からこのテーマを検討してみると、蚊は子(卵)を育てるために私たちの血を吸うわけですが、必要としているのは血液の中のたんぱく質らしく、なおさらABO式の血液型と関連づけることはやっぱり不可能なのです。
蚊の立場になって考えてみれば、大勢の人間の中からわざわざO型の人間を探し出して襲う理由などまったくないのです。
O型の人はこれで少し安心しましたね。
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