聖徳太子のお会式(しょうとくたいしのおえしき)をご存知でしょうか?
法隆寺で催される聖徳太子の命日の法要で、一般的には「法隆寺会式」や「お太子さま」などと呼ばれています。
そんな聖徳太子の遺徳を称え供養する法要は、奈良県生駒郡の法隆寺で行われる「法隆寺小会式(ほうりゅうじおえしき)」、そして大阪府大阪市で行われる「四天王寺聖霊会」(してんのうじしょうりょうえ)が有名です。
ここでは、その2つの祭事に関して、歴史とアクセス(駐車場)についてご紹介しておきましょう。
祭事名:法隆寺小会式(ほうりゅうじおえしき)
開催場所:法隆寺聖霊院(奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1)
開催日時:2017年3月22日(水)〜3月24日(金) ※3月22日は午後1時から法要が行われます。
お問い合わせ:法隆寺寺務所
TEL:0745-75-2555
アクセス:
法隆寺駅(徒歩約20分)
JR「法隆寺駅」から法隆寺行バス「法隆寺門前」下車すぐ
近鉄「筒井駅」から王寺行バス「法隆寺前」下車、徒歩5分
法隆寺の最寄りの駐車場
駐車場名:法隆寺観光自動車駐車場
住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺1丁目8-25
収容台数:120台
営業時間:8:30-18:00
料金:
500円(普通車1日1回)
2800円(マイクロバス・大型バス)
駐車場名:法隆寺西山観光駐車場
住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺2丁目5-29
収容台数:100台
営業時間:8:00-17:00
料金:500円(普通車1日1回)
祭事名:四天王寺聖霊会(してんのうじしょうりょうえ)
開催場所:四天王寺六時堂・石舞台(大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18)
開催日時:2017年4月22日(土)12:30~16:30頃
お問い合わせ:四天王寺
TEL:06-6771-0066
アクセス:
JR「天王寺駅」下車、北へ徒歩12分
JR「大阪駅」から地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ケ丘駅」下車、南へ徒歩5分
四天王寺の最寄りの駐車場
駐車場名:リパーク四天王寺1丁目第2
住所:大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目3ー18
収容台数:5台
営業時間:24時間営業
料金:
300円/30分(08:00-20:00)
100円/60分(20:00-08:00)
駐車場名:パークジャパン 大阪天王寺上本町第1駐車場
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町9-3
収容台数:5台
営業時間:24時間営業
料金:
200円/30分(08:00-20:00)
100円/60分(20:00-08:00)
駐車場名:リパーク上本町9丁目第2
住所:大阪府大阪市天王寺区上本町9丁目6-25
収容台数:12台
営業時間:24時間営業
料金:
200円/20分(08:00-20:00)
100円/60分(20:00-08:00)
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法隆寺小会式・四天王寺聖霊会の歴史
法隆寺(奈良県生駒郡斑鳩町(いこまぐんいかるがちょう)法隆寺山内)の聖霊院で、聖徳太子の御正忌(ごしょうき)に行われる法会(ほうえ)を小会式(おえしき)といいます。
これは聖徳太子の命日とされる旧暦二月二十二日(現在は月遅れの三月二十二日)を中心に、その遺徳を称え供養する法要で、法隆寺で行われる最大規模の行事です。
本堂の聖徳太子像の御前に供えられる大きな餅花などの供物の華やかさが、堂内の法要の荘厳な声とあいまって、まるで極楽世界を演出しているかのようです。
それらは二月末から準備されます。
寺僧や法隆寺に働く人たち、あるいは奉仕者による手づくりです。
聖霊院内陣の中央の花形壇には、日月や火焰の餅を花や果物で飾って三方に載せたもの、それと五穀飾りや紅白の鏡餅などが供えられます。
これらの供物は中世以来、綿々と伝えられてきたもので、その源流は朝鮮半島にあるといわれます。
同じく聖徳太子が創建したと伝わる大阪の四天王寺(大阪市天王寺区四天王寺)でも、四月二十二日に四天王寺聖霊会が行われ、地元では親しみを込めて「おしょうらいさん」と呼んでいます。
この日、四天王寺では種々の儀礼からなる法要があり、御堂外では舞楽が奉じられます。
小会式
十年に一度、法隆寺大講堂で行われる聖霊会を「大会式」、毎年、聖霊院で行われる法要を「小会式」と称する。
小会式の始まりは、法隆寺の夢殿が建立されたのちの天平二十年(七四八)頃とされる。
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