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沖縄の宗教観とユタ(巫)さん

沖縄・・・・
とても人気の場所でよく旅行に訪れる、という方も多いのではないでしょうか。

そんな沖縄の宗教観についてご存知でしょうか。

沖縄は大好きでよく訪れるけど宗教観についてはあまり考えたことがなく、深く知らない・・・・という方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、沖縄の宗教観とユタ(巫)さんについて詳しく学んでいきましょう。

沖縄の宗教観とユタ(巫)さん


沖縄と言えば、京都や北海道と肩を並べる人気の場所です。
しかし、この沖縄には独特の宗教観があり、またその歴史や社会構造も他とは違った様相を呈しているのです。

全国47の都道府県の中で、沖縄県の宗教事情だけをここであえて取りあげるのは、沖縄の民衆レベルでの宗教には、神道、仏教、キリスト教、そして新宗教という分野の解説だけでは理解できない部分があるからです。

それは「ユタ(巫)さん」と呼ばれて民衆に親しまれ、生活にどっしり根を下ろしている民間信仰です。
もちろん、このような民間信仰は、たとえば東北は恐山におけるイタコの口寄せ(夏の地蔵盆を中心とする死者の霊魂の呼びだし)など、他の地域にもあります。

しかし、それらの民間信仰と沖縄の「ユタさん」信仰には決定的な違いが一つあります。
それは、各地の民間信仰が、ある特定の地域の枠内において、一分野の信仰という形で伝統的に信じられているのに対して、「ユタさん」信仰は全県的で、しかもそれぞれの宗教に属する信者であっても、それらを超えて広く信仰されていることです。

というより、仏教宗派や新宗教教団なども「ユタさん」信仰と同居しなければ立ち行かないという現状なのです。
特に仏教寺院の本堂では「ユタさん」がいくつかの寺を巡って果たす祈願が毎日行なわれていたり、ある教団では仏具の色彩を沖縄の風習に合わせるように変更する(特に白色は葬祭用として忌み嫌うために避ける)など、強い影響を及ぼしています。

沖縄では琉球王国時代、弱冠12歳(1477念)で王位に就き、以後50年間にわたって王位を継承した尚真王によって神女職制度が確立されました。
この神女組織は、時期によっては若干異なる大別すると祭祀を司る神女としてのノロ(祝女)とそれを束ねる大阿母(おおあも)…
これ神女の象徴として頂点に立つ聞得大君(「きこえおおきみ」や「とよむせだかこ」ともいう。霊力の高さが世に響きわたる存在を意味する。王の肉親が就任)によって組織されていました。

この神女は、いわば公的神女として、国王より辞令書を受けて登用されるものです。
これに対してユタは、民間の神女として民衆の生活と密着していました。

公的神女組織を確立した琉球王朝は、呪術性の顕著なユタに批判的で、その影響力の低下を狙いましたが果たせず、反対に王朝廃止と共にノロの影響力は大きく失われています。
新しいユタは、原因不明の病などによって神がかりした女性が、ユタによってカミンチェ(神人)であることを告げられ、単身霊地、聖地巡りを続けることで自得し誕生します。

ユタには、祈願、神事、占い、相談事など多様な依頼が寄せられます。
沖縄には現在、神社系15社、仏教系45寺院、キリスト教系83教会、諸教系(天理教など)22教会の各宗がありますが、ユタやウタキ(御岳。神の宿る聖所)が人々の生活の場を陣取っているのが、沖縄の宗教の現状といえます。



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