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目は口ほどにものを言うと言います。
しかし実際に目が何か言う訳でもなく、目や視線でその人の深層心理を読み解くという意味になるのです。
よく何かを隠している人などは、目が泳いでいたりと、目の動きを見ていれば何かおかしいと気づくことができるでしょう。
そこで今回は嘘つきを見抜く視線の法則についてご紹介しましょう。
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嘘を見抜く視線の法則
あなたに質問です。
昨晩、どこで、誰と、何を食べましたか?…
いきなり聞かれると、答えに窮しますよね。
といっても、ここで問題なのは食事の内容ではなく、昨晚の夕食を思い出そうとしたときに、目がどんな動きをしたかどうか…
ということなのです。
視線が左上に動きませんでしたか?
心理学の実験ではその人から見て、
➀視線が左上に向く・・・過去の体験や、今までに見た風景を思い出そうとしている
➁視線が右上に向く・・・今までに見たことのない光景を想像している
➂視線が左下に向く・・・音楽や声など、聴覚に関わるイメージを思い描いている
➃視線が右下に向く・・・肉体的な苦痛など、身体的なイメージを思い浮かべている
という傾向が見られました。
この視線の動きを観察すれば、相手の嘘を見破ることができます。
たとえば、「昨日はどこへ行っていたの?」と聞いたとき、相手の視線が左上に向いた場合は、昨日の出来事を思い出そうとしているので、本当のことを言おうとしています。
しかし視線が右上をさまよったら、実際にはなかったことを想像しようとしているわけですから、その返答はかなりあやしいでしょう。
視線の動きで相手の真意を見抜く方法は、ほかにもあります。
たとえば、恋人や夫婦の間で、男性の浮気疑惑が持ち上がったとします。
「浮気してるんじゃないの?」と女性が問い詰めたとき、男性が視線を宙にさまよわせてしまったら、動揺したと自白しているようなもの。
特に女性は男性より観察眼が鋭く、まばたきや目の動きなどのささいなしぐさにも敏感ですから、疑いを深めるでしょう。
疑われたくなかったら、相手の目をしっかり見て答えることです。
視線以上に嘘が表われやすいのが、まばたき。
うしろめたいことを指摘されたときなどに表われやすいしぐさです。
自分でコントロールしにくいため、真実が出やすいのです。
会話の途中で急に相手のまばたきが激しくなったときは、話の内容をよくよく吟味した方がいいでしょう。
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詐欺師は絶対に視線をそらさない?!
ただ厄介なことに、会話の最中に目が泳がない人が正直な人かというと、そうとは限りません。
詐欺師など「だましのプロ」は、だまそうとする相手と話しているときは目を見つめ続けるそうです。
見つめ続けられると、大抵の人は相手の視線に気を取られて話に集中できなくなります。
相手が熱心であればあるほど、視線をはずすのが悪いように思われ、ますます相手の術中にはまってしまうのです。
また、相手を見続けることで、相手に余計な情報を与えないという効果もあります。
聞き手は話し手の目の動きからも、言葉の真偽を見極めようとするものです。
目の動きを固定することで、聞き手に余計な情報を与えず、自分の話を信じ込ませてしまうのです。
詐欺の手口を聞くと、こんなバカげた話になぜだまされるのかと思いますが、その裏にはこんな視線の効果も働いているのです。
親しくもないのに、自分を見つめながら立板に水の如く話す人には、注意した方が良いかもしれません。
さあ、あなたも今度から彼氏や旦那さんと話している時、何か隠しているなと感じた時は、目の動きをよく観察して見てください。
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