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具体的な目標や目的を持ち将来のビジョンを明確化する事の大切さ

皆さんは具体的な将来のビジョンとやらを持っているでしょうか。

漠然と….ではなく、かなり具体的に、です!

ここでは、具体的な目標を持つことがどれだけ大切であるか。
また、そういった目標をどのように考えていけば良いか、をご紹介します!




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具体的な目標や目的を持ち将来のビジョンを明確化する事の大切さ


「あなたは将来のことをまったく考えていない」といわれたら、納得するでしょうか、それとも反論するでしょうか。
本当に何も考えていない人はかなり少数派でしょうから、言葉通りの意味だったらほとんどの人が反論するでしょう。

ただし、ここでの問題は「それがどれほど現実的かつ具体的かどうか」ということ。
「◯年後くらい先には独立したいなあ」「◯歳頃にはもっと違う仕事をしていないと」「◯歳頃には年収1000万円欲しいなあ」….。
ただ漠然とこんなふうに考えるだけなら、誰にでも簡単にできる話です。

しかし将来のビジョンは、それが仕事を含め自分が生きていくうえでの大きなモチベーションにならなければ、単なる空想でしかありません。
たとえば「将来について考えたことがある」という人は今この瞬間に初めて考えたわけではないだろうから、過去に何らかのビジョンをもっていたことになります。
ではその時点から現在までの間に、そのビジョンがどれだけ現実に近づいたでしょうか。

Aさんは「7年後くらいに年収1000万円」「◯年後くらいに独立または転職」といったビジョンを抱いています。
だがこれを本気で現実にしようと思えば、すでに何らかの具体的な準備が進行していなくてはいけないはずです。
残された時間を無為に過ごすメリットは一つもないし、「◯年後」が近づいた頃にやっと重い腰をあげても間に合うようなら、今すぐ実現させて次のビジョンを描いたほうが建設的というものです。
ところが漠然とビジョンを抱いているだけのAさんは、まだ何のアクションも起こしていない….。
こんなAさんに、自分がダブって見えはしないでしょうか。

将来のビジョンは抱いたその日から具体的なアクションに移さないと、単なる空想で終わってしまいます。
「将来のことを考えている」といっても、実際には具体的な人生設計を描くことから逃げるためのモラトリアム、つまり、とりあえず漠然と考えることで「考えていないわけではない」と自分を納得させているだけ、ともいえるのです。

誰しも人間である以上、何らかの願望はつねにあります。
「年収1000万円」などといわず、1億円でも100億円でももらえるならもらいたいというのが本音でしょう。
しかしさすがにそれは、限られたひと握りの人を除いて単なる願望にしかすぎません。
いい大人が「目標は年収100億円」などとうそぶけば、周囲の笑いものになるのがオチです。

となると次の問題は、「現実的には、いくらなら頑張れるのか」ということです。
もちろん「笑われない程度に大きな数字」をいってみればいい、というわけではありません。
何よりも「自分ならどのあたりを狙えるのか」という冷静かつ現実的な見極めが必要になってきます。

ここで自分自身をちゃんと把握していなければ、現実的に「狙える目標」をあげられるはずはありません。
明確な将来ビジョンをもっている人は、これまでと現在とを見渡し、自分に可能な努力を通じて得られる目標数値を見極めています。
そうした客観的な自己評価に基づいているなら、リアリティも十分。
「やればできる!」というモチベーションもおのずと高まってくるわけです。

そうして考えた結果、たとえば「1000万円」という数字が浮上したとしましょう。
これを現時点での最終的な将来像とした場合、次に計画の細分化をしなくてはいけません。
たとえば現状が500万円だとしたら、600万、700万円・・・・と段階的に目標と達成期限を設けます。
つまり、長期計画に基づいて短・中期計画を細かく立てていくわけです。
そして、つねに自分に何らかのノルマを課し、スキルアップを図ります。

このように将来のビジョンに向かってステップを1つずつ踏んでいくと、ささいなことでも達成感につながり、モチベーションがさらに強化されます。
また短期計画の結果に基づいて、最終目標を下方あるいは上方修正することも可能です。
このように、結果的にビジョンがいっそう現実的になっていくのです。

できない人から、できる人へ変身!

これまで述べたように、現状にそぐわないビジョンを抱くとやる気さえわいてきません。
つまり、どれだけリアリティがあるビジョンを描けるか、という点が最大のポイントです。
「年収◯◯万円」「独立、転職」といった目標をただ漠然と思い浮かべるのではなく、たとえば現実に向き合っているビジネスのように、決まった期限に結論を出さなくてはいけないといった現実の問題としてとらえなくてはいけません。
そう考えれば、単なる願望や空想といった一種の現実逃避は、そもそも一切入り込む余地はないはずです。

また、自分の目標としている人物の記事を読んだりナマの情報を集めたりすることも重要です。
リアルなビジョンを描く助けになるし、「夢を実現している人が現実にいる」というのは、何よりも大きな励みになります。

自分の現状、そして目標とする人物の情報から、リアリティがあるビジョンを描いてみましょう。
本当にリアリティがあるかどうかは、自分がその目標通りに行動している姿をリアルにイメージできるかどうかが大きな判断の材料になります。
「35歳で年収1000万円をあげている自分」「独立して起業家となった自分」「希望の職種に転職してバリバリ働いている自分」….。
これを漠然と言葉で考えるだけなら、どれも実現できてしまいそうにも思えるでしょう。

しかしもう一度立ち止まり、五感を駆使してそうした自分を頭の中でイメージしてみてください。
ここでのイメージは言葉や静止画でなく、現在の延長線上にある自分がその目標を達成して動いている動画としてとらえられるかが大切です。
すると、目標によっては「どうもイメージに実感がわかない」「自分と同じ人格の人間とは思えない」というように、実感があるリアルなイメージを描けないケースがかなりあるはずです。

結論からいうと、それは目標に無理があるから。
実はこうしたイメージに頼らなくても、「目標に無理がある」ということは本人が無意識的に一番よくわかっているものです。
だから漠然と将来のビジョンを描いても、すぐ具体的な計画を立てて行動に移す気が起こりません。
このスタートラインで自分の内心が目標に躊躇しているようでは、きっぱりあきらめたほうが次のビジョンを建設的に描くことができるというものです。

反対にイメージがとてもリアルに浮かんでくるようなら、後は努力次第で成功が約束されたようなものです。
こうして当初のイメージに基づいて目標を設定したら、次は細分化した計画を立てて一歩ずつスキルアップを図りましょう。
一つひとつ小さな目標をクリアすることで達成感も味わえ、モチベーションも高まります。
こうして自分の将来像の具体的なイメージと、小さな目標でのモチベーションの維持。
この2つをキープできれば、目標はいっそう近づいてくるでしょう。

具体的かつ現実的な将来のビジョンを描く方法
●リアリティをもってイメージできる長期的な目標を立ててみましょう。
●中・短期の計画を立て、小さな目標を設定しましょう。
●小さな目標を1つずつクリアし、モチベーションを維持しましょう。



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