なんで人間関係を築いた方が良いのでしょうか。
人間関係を上手く築くコツなんてあるの?
今回は、人間関係を築く事の大切さと築く上で最も大切なことをお話しします。
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人間関係を築く事の大切さと築く上で最も大切なこと
新聞、テレビ、インターネット。
私たちは普段からとくに意識しなくても、各メディアにあふれるさまざまな情報が自然と頭に入ってくる環境にいます。
しかし仕事で他人と差をつけようと思ったとき、メディアがタダで送ってくる情報だけでは勝負になりません。
「情報は知ったときにはすでに古くなっている」といわれるが、無料の情報ならすでに広く行き渡っていると考えたほうが良いでしょう。
ビジネスではつねに最新かつ正確な情報収集が不可欠です。
そんなとき即効性があって正確なのは、やはり当事者のナマの声です。
気になる分野の現場でつねに最新の情報に接している人の話を聞いたほうが、自分で生半可に分析するよりも素早く真実にたどりつけるというものです。
ここで必要になってくるのが情報収集のためのネットワーク。
たとえば、いろんな業界に幅広く人間関係を広げている人なら、数本の電話で重要な情報を集めてしまうことも可能です。
あなたもいろんな業界の裏話がスラスラ出てくる事情通を見て、うらやましいと思った覚えがあるでしょう。
ここで、そんなマルチな人間関係作りの足がかりを身につけましょう。
人脈が広がる人、それは「その人本人に価値がある」ことがほとんどです。
ただし「価値がある=能力がある」ということではありません。
大した能力をもっていなくても、人が集まってきたり、情報が集まってきたりする人が確実にいます。
それは知ったかぶりをしないで、何にでも興味をもって質問する人です。
なぜそういう人の周りに人は集まるのでしょうか。
それは人が本来もっている「教えたい欲求」をその人が満たしてくれるからです。
人間は本来、好奇心の旺盛な動物だが、知り得た知識を周りに教えたいという強い欲求ももっています。
「そういえば、◯◯ってすごい話題になりそうなんだけど知っている?」と聞かれて、生半可な知識をひけらかして知ったかぶりをする人と、「えっ! 初めて聞いたよ、そんな話。何だよ、◯◯って」と興味津々で聞いてくる人とでは、どちらがその欲求を満たしてくれるかは明らかでしょう。
だからビジネスでの知ったかぶりはNG。
相手は欲求不満になって、「こいつには何も教えてやるもんか」とへそを曲げてしまうことだってあります。
その人の話に興味を示すことは、その人に興味を示すことと同じなので、信頼されすいのです。
意識的にせよ無意識的にせよ、できる人は好奇心旺盛な面を素直に出し、相手の教えたい欲求を刺激しているのです。
できない人から、できる人へ変身!
ということで、どんなことにも首を突っ込んでみる姿勢を心がければいいのだが、興味の対象が広がらないと、なかなか人脈を広げる域にまでは達しません
。
興味の対象を広げるには次章で解説する新聞や雑誌の読み方などで鍛えていく方法があるが、ここでは他人とコミュニケーションを図るうえではずせない、人間への興味や関心をもつことに話を絞りましょう。
まずは、人を観察して、その人の性格や好みを推測してみるのです。
自然とどんどん興味がわいてくるはずです。いきなり人を観察しろといわれても、やり方がわからないという人も多いでしょう。
そこで他人や外界への関心と興味をもつためのトレーニングを紹介しましょう。それは「カラーバス」と呼ばれる方法です。
これは街を歩いたり人と待ち合わせをしている時間などに、何か一つテーマを決めて周囲を観察するだけです。
たとえば、テーマを「赤色」と決めた場合、歩きながら、赤いものを徹底的に目で探してみます。
赤い帽子をかぶった人、服の一部に赤いポイントが入っている人、女性の口紅やマニキュア、街の赤い看板に、道路を走る赤い車。
こうしてテーマを決めて、周囲の人やモノに対する興味を自分で揺り起こし、「あの人はなぜあんな服を着ているんだろう、今日はデートなのかな」「やはりクーペは赤が好まれているのかな」などと思索して遊ぶ方法です。
テーマや思索の深さにこだわる必要はありません。
とにかく、観察してそこから何かを考えるクセをつけるためのトレーニングなのです。このクセがつくと、いろんなことが気になり出してきます。
打ち合わせ相手のネクタイの柄、もっているボールペン、話の口調、ポロッともらした趣味の話など、普段なら気にもとめないことに「あれ?」と思うようになるでしょう。
そして「そのボールペン、機能的ですね。どこで購入されたんですか?」というひと言が自然と出てくるようになればしめたものです。
有用な情報をもった人間関係の築き方
●好奇心旺盛な面を素直に出して、相手の教えたい欲求に応えましょう。
●カラーバスで観察力と思索力を高めて興味の対象を広げましょう。
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