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雑談や商談では相手とかなりの間、話をしていることがあります。
相手の話を聞くならまだしも、こちらの話をずっとしなければならないとき…
意外と「やめ時」がわからないケースが多いものです。
この「やめ時」…
話をやめるタイミングはとても大切なのです。
よく相手が飽きてきている表情になった時や、ため息をつき始めた時など、相手の仕草などでそろそろ話を終わりにしなければならない!と感じる人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは話をやめるタイミングを決める相手の仕草や心理についてお話しておきましょう。
きっと役に立つはずですよ!
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「ちょっとトイレに」と相手が言った時はやめ時?
会話の途中で、相手が「ちょっとトイレに」と言って席を立ったとします。
あなたはこれを、どう捉えますか?
まさしく言葉通りの意味、と考えた人は、大変素直な性格で好ましいとは思いますが、人づき合いについてはもう少し勉強が必要です。
実は席を立つ行為は、そろそろ話を切り上げたいという意思表示であることが少なくないのです。
他にも「電話をかけなくては」とか、通りがかった知りあいを見て「ちょっとすみません」と立ち上がるとか、もっともらしい理由をつけて席を離れた場合は、会話を打ち切りたいと思っている可能性大です。
本当にトイレに行きたいのか、それとも話を打ち切りたいがための口実なのかは、その前後の様子で判断がつきます。
一つは体の向き…
あなたが話しているときに、相手があなたの方を向いていたかどうか?…
というのも、人は自分が聞きたいと思う話をしている相手には、耳を向けます。
まさに、ダンボの耳になるのです。
これは動物全般にいえること…
たとえば馬などは音がすると、顔の向きはそのままに耳だけを音のする方に向けます。
人間は耳だけ動かすことはできないので、顔や体ごと、聞きたい方向に向けるのです。
はじめはあなたの方を向いていなくても、話が進むうちに相手が顔を向け、さらに前かがみにでもなってくれば、あなたの話に興味を持った証拠…
「ちょっとトイレに」は、本当のことと思って良いでしょう。
でも、いくら話をしても相手の体があさっての方を向いているときは、あなたの話に興味がない…
あるいはあなたの話はおもしろくないと思っていると考えられます。
トイレは話を打ち切るための口実でしょう。
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話をやめるタイミングを決める相手の仕草や心理
話を打ち切りたいという意思表示は、「ちょっとトイレに」だけではありません。
次のようなサインが出たら要注意です。
頭を下げたり、左右に傾けたり、顔をそむけたりする…
また用もないのにスケジュール帳を開いたり、落書きのようなメモをする…
手元にある物をいじったり、周囲を見回したりする…
貧乏ゆすりをしたり、せき払いをする…
お茶やコーヒーを飲み干す…
相手は直接口では言いにくいので、こんなサインをあなたに送って「わかってくれよ」と伝えているのです。
うつむいたり、顔をそむけたりするくらいなら、退屈の意味もあるので話題を変えればすむかもしれませんが、そわそわし始めたら話の切り上げ時と考えましょう。
もしも、相手が椅子の肘かけをつかむなどして、腰を浮かせる動作をしたら「もう、やめましょう」と言っているようなもの…
このとき、相手が脚を引いていたら、即刻、話を打ち切ることをおすすめします。
「これ以上は耐えられない」という強い拒絶を表わしています。
無理に話を続ければ、相手の怒りを買って関係をこじらせることを続けれはなにもなりかねません。
特にビジネスでは、「暗黙の了解」が求められます。
相手のしぐさから、その意思を感じ取ることが大事です。
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