基本的に身体から何かを出す…
これは身体に良いことが多いのです。
ここで言う身体から出すとは、身体のものを排泄すること…
トイレに行って用を足すこと…
汗をかくこと…
などです。
そこでもう一つ、身体から出すことによって、浄化にとてもいい効果があるものがあります。
それは「涙を流す」ことなのです。
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浄化にとって涙を流す効果は絶大?!
涙を流したことは、誰にでも経験があるでしょう。
それがうれしい涙でも悲しい涙でも、いっぱい泣いた後は、なんだかスッキリした気分になりませんでしたか?
それは、涙と一緒に、プロラクチンや副腎皮質刺激ホルモンといった、ストレスに反応して緊張させたり、免疫に作用する物質が排出されるからなのです。
さらに、ロイシン・エンケファリンという、ストレスを和らげる物質も分泌されるからです。
若い女性にテレビドラマを見せて脳波の変化を見た実験では、ストレスを示す脳波が話のクライマックスに向かって上昇し、涙を流した瞬間に一気に低下したという結果もあるように、涙を流すことは、体にも脳波にもいい影響があるんですね。
ストレスが溜まっている…なんだかムカムカする気持ちが抑えられない…
そのような気持ちがうつうつとしているときは、わざと涙を流しましょう。
それには泣ける小説や映画を見て思いっきり泣くと、体の中からストレス成分を洗い流すことができます。
「泣けるツボ」というのは人それぞれですが、小説でいえば、「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス)、「塩狩峠」(三浦綾子)などが感動の名作として知られています。
「壬生義士伝」(新田次郎)もおススメですね。
映画でいえば、「タイタニック」、「ニュー・シネマ・パラダイス」、「ライフ·イズ·ビューティフル」などは世界中の人を涙の渦に巻き込んでいます。
アニメ映画の「火垂るの墓」や「あらしのよるに」も涙なしでは観られないでしょう。
ただし、泣くときにまぶたをこすってはいけません。
充血しているまぶたの毛細血管が切れて炎症を起こすと、次の日、腫れてしまいます。
一生懸命仕事を頑張った週末、良い映画を借りて、溜まったストレスをぜひ涙で洗い流してみませんか?
きっと身も心もスッキリとするでしょう!
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