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禅語「百尺竿頭に一歩を進む」の意味を学ぶ

「百尺竿頭に一歩を進む」…
この禅語の意味をご存知でしたでしょうか?

「百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)」とは長い長い竿の先のことです。
厳しい修行を経てやっと到達できる悟りの境地を指しています。

しかし、悟りを開いても禅の道に終点はありません…
その竿の先で「さらに一歩を進めよ」というのです。

中国の禅僧・長沙(ちょうさ)は、

百尺竿頭に坐(ざ)する底(てい)の人、然(しか)も得入(とくにゅう)すといえども未(いま)だ真(しん)となさず、百尺竿頭に須らく歩を進め、十方世界に全身を現ずべし(竿の先にとどまろうとする者は、悟ったといっても真の悟りには至っていない、竿の先からさらに歩みを進め、世俗世間に身をさらして衆生(しゅじょう)を救う努力をしなければならない。)

と言っています。

私たちは日々努力しても、高みのてっぺんまで行き着くことは中々できません。
しかし、まだ先があるからこそ「もっと頑張ろう!」と思うことができます。

ところが、いつの日か目標を達成してそれなりの高みに達すると、多くの場合「もうこれでいい」と満足し、その位置に安住しようとしてしまうもの…
たとえ成功してもその地位に甘んじることなく、自分が得てきた経験や技術を次の世代に伝えたり、驕(おご)ることなく向上心を持ち、「間断(かんだん)なき歩み」を続けましょう。



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