彼氏または彼女とのメールや電話でのやり取りにおいて、今までに違和感を感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
例えば、デートの約束をする時、女性はハートや笑顔マークをよく使い、「早くあなたに会いたい」、「楽しみにしています」などの感情をメールで表現したりしますが、それに対して、男性からの返信は「わかった」、「了解」など、非常にあっさりしたもの。
これでは女性にとっては、本当に会いたいと思っているのかな?…と不安を覚えてしまいます。
逆に男性にとっては、必要最低限の約束の内容を決めれればそれで満足なので、何度も感情のみのメールを送られても、返信するのがめんどくさい…やり取りが終わったと思ったらまたメールが来たよ…などと、思ってしまうことがあります。
男女では、考え方も脳の作りも全く別なもの。
このようなすれ違いが起きても仕方がないことなのかもしれません。
ではどうすれば良いのでしょうか。
さらに詳しく見ていきたいと思います。
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男女におけるメールや電話の価値観の違いとは?!
現在では携帯電話やインターネットが普及したため、一昔前と比べて、恋人と会話やメールをやりとりする頻度は圧倒的に高くなっています。
毎日必ずメールをする、というカップルも決して少なくないでしょう。
しかし、頻度が高くなったぶん、気持ちの行き違いも発生しやすくなっているようです。
その原因は、男女間で電話やメールに対する捉え方が違うところにあります。
男性はこのような電話やメールを、特定の目標を達成するための手段や方法としか考えない傾向があります。
これを「道具的コミュニケーション」と言い、例えば仕事の都合でデートの約束を断るときにも、「緊急の仕事が入ったので、今日の約束はキャンセルでお願いします。次の予定については追って連絡します」のように、優しさや気持ちがまったく感じられない事務的な電話やメールを送ってきます。
それに対し女性は、電話やメールで自分の気持ちや感情を伝えようとします。
これを「表出的(自己完結的)コミュニケーション」と言います。
前出と同じ内容のメールを送る場合には、「とても残念なのですが、急に仕事が入って約束の時間に行けそうにありません。もしよろしかったら、時間か日程を変更してもらえませんか?そうしてもらえると、とてもうれしいです」のようになります。
男性はこのような電話やメールを受け取ると、イライラして「何十分ズラせばいいんだ、それとも何日がいいんだよ。早く結論を言ってくれ!」と言いたくなりますし、女性が前出のようなメールを受け取ると、「なんて冷たい人なのかしら。ゴメンの一言くらい言ってくれればいいのに」と不満を持つことになります。
ここで両者とも相手に文句を言いたくなるところでしょう。
しかし、実際に文句を言ったところで相手には「何を言ってるのかしら」と理解しにくいことなので、イライラは募るばかりです。
ここは、男女は全く別の生き物。
「仕方がないこと」と割り切って理解してあげた方が、お互いに気持ちよく良好な関係が長続きするはずです。
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