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誰だって大変な思いや苦労はしたくありませんよね?…
やる前に大変な道だとわかっていたらその道を選択することはとても勇気がいりますし、苦しい時期には逃げたいと思うことでしょう。
しかし、そのような思いから楽な道ばかりを選んでいると、後々さらに苦労することになるのです。
長い人生の中で、誰しもが必ず苦しい時期を経験することになるのですから…
そこで絶対に苦しい思いをしなければならないのであれば、その苦しい時期を少しでも和らげる方法があるのです。
それは先に自らが進んで苦労をすることなのですが…
どういうことなのか、詳しくみていきましょう。
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苦しみを軽くするためには先に苦労しておくといい?
「苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが、苦労は先買いした方が後々とても楽になります。
苦労というのは自ら買って出て、早いうちに済ませておくと、それがその後の人生の厄除けになることがあるのです。
人生は山あり谷ありというように、どんな人でも運勢が落ち込んで苦しい時期、いわゆる凶運期というものがあります。
その苦しい凶運期に何で苦しむかは、人によって様々です。
恋愛で苦しむ人もいれば、離婚や家庭不和で悩む人もいるし、病気で苦しむ人もいれば、自分自身の性格で苦しむ人もいる…
お金がなくて悩む人もいれば、お金がありすぎるがゆえに詐欺にあってしまう人もいる…
人それぞれ、色々な苦しみがあります。
しかし、そうした悩みや苦しみを、できるだけ軽くする方法があるのです。
それが先ほどお話しした「苦労を先買いする」ということなんです。
自分から進んで先に苦労を買って出ておくと、後に災難から自分の身を守ることにつながります。
凶運期のときにも、そんなに厳しい落ち込みがなくて済むのです。
これから訪れるかもしれない苦しみや悩みを、先に他の苦労を買って出て返上してしまうと考えるとわかりやすいでしょう。
やはり神様はちゃんと見ていて、苦行を自分から先に進んで行った人には、それ以上の苦労を与えないということなのです。
では、「苦労を先買いする」とは、具体的にどういうことなのでしょうか?
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つらいことに挑む
まず一つ目は、「自分で苦手な決め事をつくって、それだけはどんなにつらくても絶対に行うということ」です。
たとえば、笑顔が苦手で、どうしてもうまくできないという人なら、毎朝、必ず笑顔で「おはようございます」と言ってみる…
「ありがとうございます」、「お疲れさまでした」「お先に失礼します」……
そういった挨拶も、笑顔で言うように努める…
その人にとっては、毎日必ず笑顔で挨拶するということは、精神的にかなりの苦行です。
そのようなことでいいのです。
整理整頓が苦手な人なら毎日一か所ずつ片付けるとか、料理が苦手な人は毎日一食は自炊するとか、自分にとって苦手なことを決め事にして、それを毎日実践する…
それが大事なのです。
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楽な道を選ばない
二つ目は、「楽な道を選ばない」ということです。
たとえば、職場で人間関係に恵まれず辞めたいと思ったとします。
そこで転職という選択肢もあるわけですが、歯を食いしばって頑張ってみる…
つらい残業にも、上司の理不尽な態度にも耐えて、とにかくいい仕事をすることだけ考えて自分なりに精進する…
そういう苦労の先買いもあります。
そうやって苦労に耐えておくと、自分の運勢が凶運期に入ったとき、むしろ「災いを転じて福となす」ことが起きるから不思議です。
このようにつらい道を避けて通るのではなく、あえて棘(いばら)の道を選択することも決して不毛ではないのです。
楽な方、楽な方へと進み、苦労を回避してきたら、凶運期にそのツケも大きくなって返ってきます。
その逆に、もし今ドン底にいて、何かに耐えたり、苦労している状態なら、それは必ず報われます。
自分の苦手なことを決めて、それを毎日実践している人も、その努力は必ず報われます。
きっと凶運期の地獄を回避できるでしょう。
先買いする苦労は、何でもかまいません。
しかし、できるなら自分の身につく苦労が良いでしょう。
仕事で頑張るとか、資格取得の勉強を必死で行うとか、何かをがむしゃらにマスターするとか…
時間のある人は、遍路の旅、いわゆるお遍路さんを行うのもいいでしょう。
自分なりに考えて実行することが一番いいのです。
苦行とは、苦手なことを達成することに意味があります。
つらいことや嫌なことから目を背けない、その姿勢が大事なのです。
さて、あなたはどんな苦労を先買いしますか?
小さな苦労でかまいませんから、自分の身になる苦労や決め事を課して、それを日々実践してください。
今から苦労を先買いしておけば、大きな不幸から自分の身を守ることができるはずです。
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