知能指数が高い人は、やはり頭の回転が良いので人とコミニュケーションを上手くとり、社会生活を上手く送れるような気がしますよね。
では実際のところはどうなのでしょうか。
そこの関係性を見ていきましょう。
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知能指数が高い人と人の心を掴むのが上手い人は全く別物?
学生時代に成績優秀だった人が、社会でも活躍しているかというと、そうとも限らないのが人生の面白いところ。
どうやら、勉強の学力と、社会生活を営む力は、まったく別の能力のようです。
知能指数のことをIQといいますが、それに対し、こうした能力のことをEQといいます。
よく、心の知能指数とよばれたりしているもので、意志や感情、周囲とのコミュニケーション能力、共感能力などをはかるものさしといっていいでしょう。つまり、周囲の人の心をつかみ、上手に関係を築いていくために、欠かせないのがこのEQなのです。
IQがどれだけ高くても、このEQが低いと、人間関係によって成り立っている社会では、高い評価を得ることが難しくなるでしょう。
人が幸せになるには、IQよりもこのEQが大切である、と指摘したのはアメリカの心理学者ダニエル·ゴールマンです。
ゴールマンは、EQとは次のような能力を持つことだと指摘しています。
1、自分の本当の気持ちを理解し、対人関係のなかで方向付けができる。
2、怒りやイライラをコントロールでき攻撃的にならない。
3、自信と希望を持ち目標に向かって努力できる。
4、他人の立場や気持ちを察し、共感できる。
5、協調性や他人への気遣いがあり、人間関係を上手に作っていける仲間を作れる。
実際に、こうした能力が高い人は、学業だけが優秀な人よりも楽しい学生生活を送り、社会に出てからも仕事で成功をおさめたり、思い通りの人生を送る人が多いという調査結果もあります。
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