仕事でも、プライベートでも、今はめんどくさいから後でやろう、などと何かと言い訳をして、物事を先延ばしにする人、いますよね?
このような人は、今やっても後でやっても同じだと思っています。
いつかやれば問題ないだろう…と。
しかし、大抵まだやらなくていいや…と先延ばししがちで、さらにめんどくさくなって、最終的に自分が嫌な思いをします。
なぜかというと、先延ばしにすればするほど、損をすることが多くなるのです。
今はめんどくさい、モチベーションが上がらない…という気持ちもわかります。
しかし、後でさらにめんどくさいことになるなら、今やってしまった方が何倍も楽なのです。
いくつかの例と共に、なぜ先延ばしをする人は損をするのか…
また、この癖を直す方法はあるか…
をみていきましょう。
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先延ばしの癖がある人は損をする?!治す方法はあるの?!
「何かを先延ばしにすることは、その場ですぐに片付けることの、倍の時間とエネルギーと苦痛を要する」という法則があります。
そのいい例が虫歯です。
「ちょっと歯が痛い」と感じたとき、すぐに歯医者に行けば、簡単な治療で済みます。
当然、治療費も安く済みます。
しかし、先延ばしにして、虫歯が悪化し痛みも増して、耐えきれなくなってから歯医者に駆け込めば、治療が大変で長時間痛い思いをすることになるのです。
治療費も何倍も高くつくでしょう。
仕事も似たようなものです。
見積書を作り請求書を立てる…いずれやらなければいけないことなら、面倒でも先延ばしにせず、ササッと片付けてしまったほうがいいのです。
例えば、メールがわかりやすいと思いますが、取引先などからのメールの返信を先延ばしにする人がいます。
もちろん内容によって、すぐには返信できない…といった場合もあるかと思います。
そのような場合以外で、明らかにすぐに返信できるような内容のもの。
別に今日じゃなくても明日返信すればいいや…、と考えます。
そうすると、返信を忘れる可能性もありますし、明日のタスクとしてメモに残す時間も無駄です。
返信する際に、「返信が遅くなり申し訳ございません」など、すぐに返信していれば、送る必要の言葉まで付け足すことになります。
さらに、返信がかなり遅くなったり、返信を忘れるなどしたら、相手からの信用を失うことになりかねません。
そのようにならないためにも、やらなければならないことを先延ばしにしたくなったら、その結果、自分が困ったことになる様子を、あえてイメージしてみましょう。
取引先からどんどん問い合わせがきて、「申し訳ありません」と電話口でひたすら謝りつづける自分の姿…
減給され、上司に小言を言われ、同僚に呆(あき)れられて、職場で肩身の狭い思いをしている自分の姿…
「そうなりたくない」と思えば、「早くやるに越したことはない」と、心から納得できます。
他ならぬ自分のためなのですから。
心から納得できたことなら、行動に移すのは俄然、たやすくなります。
先回りして仕事を片付ければ、周りからも信用され、仕事のトラブルもなくなって、心穏やかに毎日の仕事をこなせるはず。
今はめんどくさいから先延ばしにしようとするのか。
先延ばしにしたがために、簡単な仕事が5倍も10倍も大変になって、後で辛い思いをするのか。
後のことを考えれば、今やっておこう!と思うはずです。
仕事ができる、と言われている人に、先延ばしにする癖がある人はいません。
もし先延ばしにしたい…という気持ちが生まれたら、無理矢理にでも、後々辛い思いをしている自分を思い浮かべるようにしましょう。
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