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仕事をしていると、どうしても上司の評価に差がうまれてしまいます。
理想の上司と言われる上司…
みんなから毛嫌いされてしまう上司…
尊敬できるような上司を持つことができたら最高ですが、一癖ある上司の下にいると大変ですよね。
では、今回はそんな上司を「しぐさ」で見分ける方法をご紹介しましょう。
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よく肩をすくめるのは、やわらかな頭の持ち主
スピリチュアルの世界でも共通しているのですが、特に心理学では、性格を「場独立的」と「場依存的」に分類する方法があります。
「場独立的」な人の特徴は、ものの見方が分析的なところです。
客観的にものを見ることができるので、妄信的に何かに頼ったり、口車に乗せられたりすることがありません。
また、権威に左右されることがなく、柔軟で融通がきき、人と積極的に関わろうとする意欲も持っています。
ただし、もちろん短所もあって、細かいところにばかり注意がいき、それにとらわれやすいのです。
「場依存的」な人は、場独立的の対極にあると考えてください。
長所は、ものの見方が総合的でバランスがとれているところ…
ただ全体的な傾向として権威主義的で頭がかたく、対人関係については消極的で、暗示にかかりやすいという短所があります。
たとえば社長のタイプでいえば、「場独立的」な人はIT企業の若きリーダーに多く、「場依存的」な人は老舗企業や世襲制の会社、同族会社などのトップに多いという傾向にあるのです。
老舗企業には伝統の継承という使命があり、場依存的にならざるを得ないところもあるのですが、経営方針を占いで決めたり、妻の言うがままに経営していたなどという驚きの事実もあったのです。
これなどは、まさに場依存的な社長の特徴といえるでしょう。
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前かがみで話すのはバランス力の持ち主
社長はともかく、周りにいる人や上司が場依存的か場独立的かを知っておくと、相手の行動の先が読めるため上手な対応ができます。
実はこの性格を見分けるのに、これまで述べてきたしぐさや癖が参考になるのです。
まずは、性格を知りたい人の普段の行動について、以下の項目をチェックしてみてください。
□話すときは前傾姿勢が多い
□相手をじっと見つめることが多い
□意味のない微笑を浮かべる
□話すときに表情が変化しない
□肩をすくめるような動作はしない
□自分の体を自分でよく触る
□腕や脚を組まない
いくつ当てはまりましたか?
その数が多いほど、場依存的な人になります。
逆にいえば場独立的な人は、背筋を伸ばし、社交的な笑いこそありませんが表情豊かで、視線の上手なそらし方も心得ており、腕や脚を組むことが多い人物…
そして「THE分析家」らしく、欧米人のように肩をすくめる動作が多いこともポイントです。
場独立的な人は、込みいった状況の中からでも、本当に必要なものや本来の目的にかな適ったものを見つけ出す能力が高く、頼りになる存在です。
しかし、こういう人がワンマン社長になると、社員の意見などを考慮することなく、自分一人の考えで経営方針を決定したりすることがあります。
その結果、突飛すぎて社員がついていけなかったり、世の中の反感を買ったりすることもあるのです。
これは社長に限りません。
自分が場独立的だと思う人は、時には長いものに巻かれてみるなどの処世術も身につけるようにしたいもの…
あまりに自主的すぎると、手痛いしっぺ返しを食うことがあるかもしれません。
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