職場にいるあの人、なんだか気が合わないんだよなあ、今日も顔をあわせるの苦痛だな・・・。
そのような悩みを持っている人、多いですよね。
あまりにも人間関係が悪くなって転職をしてみたものの、新しい職場でもまた、苦手な人ができてしまう・・・。
多くの人が持っている苦手な人へのストレス・・・。
気が合わないのはどうしようもないことですが、できればいい関係になれた方が、仕事もしやすいですよね。
少しでも良い関係性を保つには何か良い方法はあるのでしょうか。
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職場での苦手な人への対処方法を知ろう
受注先や発注先の担当者といった人たちとは、できればつねに良好な人間関係をキープしておきたいものです。
そうした関係上に成り立つ信頼があればこそ、困難なビジネスにも前向きな気持ちで取り組めます。
しかし世の中、気があう人ばかりではありません。
どうも好きになれない、顔を見ること自体がストレスになりそう、といった相手は存在します。
また個人的な好き嫌いには目をつぶれても、仕事に際しての価値観や進め方といったビジネスのスタイルが正反対だとかなりつらいです。
世間話をしても話がかみ合わない、自信をもって提案したことがことごとくつぶされる、思いつきで無理難題を吹っかける______こんな人が仕事のパートナーでは、スムーズに運ぶはずの仕事も大変な苦労を強いられてしまいます。
また、「あの人の前だとどうも萎縮してしまう」という人もいるでしょう。
交渉ではつねに相手の有利なほうへ押し切られる、自分の専門分野なのに相手のほうがはるかによく知っている。
こうした人との仕事は、確かに考えただけで気が重くなります。
しかし、苦手な相手を克服するのもビジネスにおいて重要な課題です。
そう考えて努力しましょう。
ウマがあわない相手に対してよくあるのが、こびる態度をとることです。
相手の意見に大げさに同意する、自分を卑下して見せる。
こういった態度で相手の共感を呼ぼうとするのは最悪です。
ウマがあわない相手というのは、相手が心理的に優位に立っている場合が多いです。
相手のほうが年上だったり、経験が豊富だったり、元請け(注文主)だったり、という場合です。
そのうえ、こういう人が冷たい態度や高圧的な態度をとると、建設的な関係が築けなくなり、劣位に立つ人は苦手意識を強くもつようになります。
さらに、こびる態度をとってしまえば、相手の心理的優位さを助長させるばかりでなく、相手と同等の立場に立つことを非常にむずかしくします。
ウマがあわない相手に接する際、一番大切なのは「ビジネスなんだから相手との上下はない。同等の立場で接しよう」と考えることです。
だからといって、逆にこちらが無理をして高圧的な態度に出るのも絶対ダメです。
あくまでも「同じ立場で仕事をする」という心がまえと態度で接しましょう。
できない人から、できる人へ変身!
苦手な相手と有効なコミュニケーションをとるには、相手との共通の敵を見つけて「あれに勝てるものを作りましょう」と訴える方法が有効です。
商品開発部門での取引相手だったら、「ライバルX社の売れ筋商品Zには、まだまだつけ入るすきがある。 Zの弱点を徹底的につくことで一気に市場を奪回しましょう」といったように、共通の敵を見つける。
そうすれば、仲間意識、団結力を強化することができます。
もちろん、そのためには相手がどの企業をライバルと考えているか、どんな商品に力を入れているのかなど、しっかりと下調べをする必要があります。
「同等の立場に立った態度」は、自分自身で意識するだけでなく、相手にもアピールすることが重要なのです。また、相手の優れた能力に気後れしてしまうといった場合は、話の聞き役に回るように意識すると良いでしょう。
打ち合わせの場だったら、ビジネスの話では同等の立場をとります。
そして話が途切れたとき、「そういえば、先日の飲み会では無事に帰ることができましたか?」などと話をわざとそらして、ビジネス話の間に雑談を挿入するのです。
「話を聞いてあげる」というのは親近感をわかせるには一番いい方法なのです。
また、相手をよりよく知ることで自分が相手との間に感じているギャップを埋める効果もあります。
ただし、最初に述べたようにそこでこびる言葉はいりません。
とにかく、どんどん相手の話を引き出すようにします。
雑談ではほとんど相手にしゃべらせるくらいの立場で臨んでみましょう。最後にもう一つアドバイスを。
それは相手に心理的アドバンテージを絶対にもたせないということです。
たとえば、打ち合わせ時間には絶対に遅れない、打ち合わせの日時をこちらの都合で変更しない、「すみません」を連発しない、といったことです。
とくに予定の変更については、打ち合わせ開始時にその謝罪から入ることが多いです。
そうなると、最初から相手を優位な心理状態にさせることになります。
逆に相手が予定を変更したことを詫びたら「いやいや、気にしないでください」などと太っ腹なところを見せます。
それだけでずっと気持ちに余裕が生まれるはずです。
苦手意識を克服するための対処法
●共通の敵を見つけて、ともにそれに立ち向かうよう訴えましょう。
●積極的に雑談をして、相手の話の聞き役に徹しましょう。
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