目次
広島県廿日市市の厳島(宮島)にある神社…
ユネスコの世界文化遺産にも登録されている「厳島神社(いつくしまじんじゃ)」は誰もが知っている神社でしょう。
全国に約500社ある厳島神社の総本社としても有名ですからね。
ここでは、そんなパワースポット「厳島神社」の属性と効果についてご紹介したいと思います。
Sponsored Links
パワースポット厳島神社の属性
日本三景の一つ「安芸の宮島」と呼ばれる瀬戸内海の厳島(宮島)に、世界文化遺産である壮麗な安芸国一の宮…
厳島神社があります。
国の重要文化財にも指令された朱丹の大鳥居、国宝指定の本殿、平舞台、高舞台などから構成され、青い海の美しさと朱色のお社の美しさが一体化したその姿は、まさに日本が世界に誇る歴史と文化の遺産です。
パワースポットの属性も「水属性」です。
厳島神社の社殿の創建は、推古天皇の時代(593年)であると伝えられています。
現在の社殿は、平安時代末期に平清盛が建造したもので、平家一族の信仰を集めたことで、神社は栄え、平家滅亡後も源氏をはじめとする時の権力者の崇敬を受けてきました。
宮島と厳島神社のシンボルとなっている海の中に建つ大鳥居をよく見てみると、その柱が特徴的なことに気づきます。
三本の柱が、鳥居の根元を支えるこの構造は、もちろん物理的に安定させる働きもあるのですが、素戔嗚尊(スサノオノミコト)のの子とされる宗像三女神(むなかたさんじょしん)、市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)、田心姫命(タゴリヒメノミコト)、湍津姫命(タギツヒメノミコト) をあらわしているともいえます。
この三神は、スサノオの剣が三つに分かれて生まれたというところから、数を増やす力を持っていると考えられますし、また、「タゴリヒメ」という名称からも、切って増やしていくという意識を視ることができます。
それは兵庫の西宮神社の柔軟な浸透力とはまた異なった数が数を生んで影響力を拡げていくようなエネルギーのイメージです。
しかしながら、分派していく過程には、本質を見失ってしまうリスクが伴うもの…
この「本質を保った」部分を助け、一本の芯を通してくれるのが、同じく宮島にあるパワースポット、弥山(みせん)の力なのです。
厳島神社へ向かう前に、まずこの弥山に鎮座する御山神社(みせんじんじゃ)に参拝して欲しいと思います。
そういった意味では「水属性」以外にも「地属性」もあると見て良いでしょう。
Sponsored Links
パワースポット厳島神社の効果
今ではすっかり観光名所になってしまった厳島(宮島)ですが、それでも今なお島全体がパワースポットとしての御神気に満ちています。
厳島神社の参拝の前に、その入り口から、徒歩で数分ほどの場所にあるロープウェイに乗り、真っ先に弥山に向かうようにしましょう。
ここは古くから信仰の山とされ、多くの参拝客が登ってきた山…
唐から帰国した弘法大師(空海)が、立ち寄り、求聞持(くもんじ)の法を修した地ということもあり、そこから霊場としての弥山の歴史がはじまったようです。
「弥山に登らずして宮島を論ずる勿(なか)れ」と昔からいわれてきたこのお山は、山頂からの眺めこそが、日本三景の真価だとも、長く伝えられてきました。
また同時に、宮島を代表する自然の宝庫でもあり、珍しい植物の共生が見られる場所です。
頂上付近には数多くの巨石群があり、原始的な磐座信仰(いわくらしんこう)の風景を思い描くことができます。
磐座の気を感じ取りながら、お山の力をたっぷりと受け取ってきてください。
そもそも厳島神社は、弥山から流れる川と海の満ち引きの水が融合した場所に造られています。
これは山の気と海の気の力を、この地ですべて受け取ろうとしていたと考えられます。
弥山からお山の力をいただいた後は、できるなら、潮が引いてから満ちるまでの間を、厳島神社で過ごすと、両方の氣を余すところなく受け取ることができるはずです。
もし、人生にトラブルが生じているならば、逆に、引き潮から満ち潮の間が良いでしょう。
問題を引かせるように、二つの力が働いてくると思います。
また、未来を見る力、確実に次の時代を担う力を与えてくれます。
先見の明としての見る力だけではなく、次の時代に一世を風靡するエリアに入ることができるでしょう。
ですから常に時代に追いついていたい、リードしたいという人は、厳島神社に行って、特に山の上ですが、そういう気を受け続けた方が良いと思います。
そうすると時代にはずれることなく、流行に乗っていける人へと導かれるのでしょうから。
この記事へのコメントはありません。