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風水を学んでいると「気」という言葉にぶつかります。
しかし、この「気」…
一体全体、どのようなものはわかりません。
気候や気流と関係があるのか…
はたまた太極拳などの気功と関係があるのか…
今回は風水における「気」と、「良い気」・「悪い気」に関してお話しましょう。
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風水の「気」って何?
風水では「良い気を取り入れる」という言い回しを良くします。
ですが、「気」は目に見えません…
さわれないものなので、それを確信することは難しく、ゆえにわかりにくいと感じるかもしれません。
そこで少し2つの情景を想像してみて欲しいのです…
1つ目は人が訪れない物置小屋にあなたはいます。
そこは閉め切った空間で光は入らず、モワっと湿度が高く使われていない物がぎっしり詰め込まれています。
人が出入りしないため、ホコリがたまりカビの臭いもしてきます。
何年も使っていないような空気のこもった古い古い物置小屋です。
一方、2つ目に想像して欲しいのは、木々が生い茂る森林です。
あなたはちょうどその森の中の切り株に腰かけています。
空を見ると太陽がさんさんと降り注ぎ、風が木々を揺らし、鳥や虫たちも活発に動き回っています。
暑くもなく寒くもない…
まさに適温です。
足元は水分を含んだ土はやわらかく新芽もみられます。
至るところで花が咲き、緑の中に赤やオレンジ、黄色などのカラフルな色が見られます。
息を吸うだけで体が健康になるような…
そんな森林のイメージです。
さて…これら2つの雰囲気をどう感じられたでしょうか?
室内と屋外の対比なので、やや極端かもしれませんが、前者は空気がこもっていて嫌な感じ…
後者は空気が通っていて気持ちいい…
というイメージが抱かれるかと思います。
「気」を感覚でとらえるなら、この雰囲気です。
雰囲気という言葉にも「気」という文字が入っていますが、瞬間瞬間に感じた雰囲気を単なる「気のせい」とやり過ごすのではなく、「あらゆる物事に影響を与えている」として重要視して考えるのが風水であり、「気」を捉えるコツなのです。
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「良い気」と「悪い気」の違いとは?
さて、「気」のイメージができれば続いては風水の「気」の2種類に関してです。
つまり「良い気(陽の気)」と「悪い気(陰の気)」のことですね。
風水では物体がないので捉えどころのない「気」ですが、そこにどちらの種類の気があるか、どちらを呼び込むか…
という考え方をします。
面白いのは人間にも、この「気」が宿っていますから、その人が持っている「気」によって、「悪い気」がしっくりくるように思えたり、「良い気」なのに居心地が悪く思えたり…
ということがある点です。
類は友を呼びます…
そう言うと「自分に合っている気なら、それで良いのでは?」と思うかもしれませんが、それは今の状態にマヒしているだけです。
「良い気」にはプラスのパワーが「悪い気」にはマイナスのパワーがあります。
どちらを持つかで、運気は全く変わってきます。
悪い気の中にどっぷり浸っていると気付きませんが、良い気を呼び込み、良い気の体質に変わっていけば、その人に起こる出来事も、その人が出す「気」も変わってきます。
「気」が変われば雰囲気も変わりますから、周りの反応も変わり、地位や立場も変わってくるでしょう。
あなたも「良い気」をたくさん呼び込み、運気をどんどんとアップしていきませんか?
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