「ガーネット」は、真っ赤に熟した柘榴(ざくろ)を思わせる結晶のことです。
種、種子を意味するラテン語が語源とされています。
日本名は「柘榴石」になります。
この石は、権力と勝利をもたらす、実りの象徴として尊ばれてきました。
古代エジプトやローマでは、この石に特別な彫刻をほどこして、護符や装飾品として利用したといわれています。
ユダヤ教の祭司は、真理の言葉を得る石として身につけていたようです。
また情熱を高め、変わらぬ愛を表す石(パワーストーン)として、持ち主の願いを叶える力があると信じられてきました。
ゲーテの晩年の恋人ウルリーケは、デートのたびにガーネットを身につけ、ゲーテが天寿を全うするまで、それを手放すことはなかったといいます。
恋を成就させたいときや、愛を継続させたいときに、指輪などのアクセサリーとして身につけると効果を発揮するでしょう。
意志の弱いタイプの人が身につけると、精神力を強め、勇気を与える作用があります。
目標を見失いそうになったときや、挫折しそうなときに用いると、初心を思い出させ、揺るぎない信念を持てるようになるでしょう。
私たちは、好調なときはよくても、不調になると途端に自信をなくしたりしがちです。
この石(パワーストーン)は、そうした日々のリズムの変化や快・不快に振り回されず、感情をコントロールする力を与えてくれます。
リウマチや関節炎の痛みをやわらげたり、循環機能を促進して生命力を強めるともいわれています。
浄化の際は、セージなどでいぶすと効果的です。
日光に当てたり、クリスタルかアメジスト、またはセレスタイトのクラスターの上に載せておくと、石のパワーを充電できます。
この石は指輪やペンダントなど、アクセサリーとして身につけるのがおすすめです。
「ガーネット」を身につけるときはスイートオレンジ、パルマローザ、シダーウッド各2滴を、ミネラルウォーター50mlにブレンドしたアロマフレッシュナーを、室内や全身にスプレーすると効果的です。
信念を貫いて、願望達成へと導く作用が高まるでしょう。
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