仲の良い友達が先に結婚することになった、と聞いた時…
同期で入社した同僚が大きな仕事を成功させた時、など。
あなたは心の底から祝福をしてあげていますか?
心のどこか奥底で素直に喜べない、妬ましく思っている自分を感じたことがありませんか?
そんな時、自分で自分をなんて心が狭いんだろう…
と嫌になってしまう時がありますよね。
そのような自然に湧き出てしまう自分の気持ちは一体どうすれば良いのでしょうか。
Sponsored Links
人の成功を喜べない時はどうすればいいの?
人間はある意味、とても残酷な生き物かもしれません。
唇から出る言葉は慈愛に満ちた優しいものであっても、心の中にはまったく反対の気持ちがあったりするのです。
たとえば、同僚が昇進したり、大成功を収めたりすると、口ではお祝いの言葉を言っていても、心の中では素直に喜べない。
そんな気持ちを抑えられないのです。
世の中のことを真正面から見ないで、斜に見てしまうときや、他人が喜んでいる姿を見るとなぜか無性に腹立たしくなってしまうときも同じです。
そんなとき、自分の心の狭さに嫌になってしまうことはありませんか。
でも、大丈夫です。
ちゃんとした統計ではなく、感覚的な数字ですが、100人いたらそのうちの99人は同じように感じていることでしょう。
ほとんどの人が、他人の成功を素直に喜べない気持ちでいることは事実だと思います。
周りの人の成功や幸せを素直に喜べない自分に気づいたら、その気持ちを無理やり抑えつけるのではなくて、それと一緒に心の中で遊びましょう。
「どうして自分はいつもこんな気持ちになるんだろう」と真剣に考えてみたり、「もし、成功したのが自分だったらどうだろう?」と想像してみたり…
人の成功を素直に喜べない気持ちを、いったん自分から切り離して、分析してみるのです。
いろいろな発見があると思います。
成功した人の「成果」だけを見て、その人の「努力」に注目していなかったかもしれません。
人の成功がうらやましいときって案外そんなものです。
人の成功を素直に喜べないのはみんな同じと言いましたが、だからといってその気持ちを人に打ち明けてはいけません。
あなたが自分の気持ちを誰かに漏らせば、その場は大盛り上がりすることでしょう。
しかし、絶対に他人に言っては駄目です。
あなたの負け惜しみだと思われて、自分をもっと惨めにするだけです。
誰かが一等賞をとらなくてはならないのです。
そして今回は、あなたが二等賞か三等賞だっただけなのです。
誰かがとった一等賞に注目するのではなくて、次、自分がとれるかもしれない一等賞に気持ちを向けましょう。
この記事へのコメントはありません。