一生を共にする結婚相手。
恋愛は、付き合ってるうちにこの人なんか違うなと感じたら、別れるという選択肢がありますよね。
結婚は….というと、最悪離婚することもできますが、なかなか大変ですし、できれば一回ですませたいですよね….。
結婚の相手選びはどうしても慎重になります。
でも結婚なんて、実際にしてみないとわからない!
付き合ってるうちは良くても、結婚して長年を共にしたら嫌になるかもしれない!
そうですよね。慎重になったところで、どう慎重に見極めればいいのかがわからない….。
その気持ち、とてもよくわかります。
そこで、今回は心理学の調査による相性の良い組み合わせ、また、結婚相手の選び方4ステップをご紹介させていただきます。
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失敗しない結婚相手の選び方はこの4ステップをふもう
両思いの恋人同士になる2人には、どんな特徴があるのでしょうか。
街を行くカップルをながめていると、なんとなく似たもの同士であることに気づきます。
ドラマなどで「イケメンとブス」設定の恋物語が話題になることもありますが、実際にはなかなかお目にかかることはありません。
昔から定番の「美女と野獣」も、「まさしくその通り」と手を打つようなカップルには出会うことはほとんどありませんね。
これは、マッチングセオリーといって、知らず知らずのうちに、自分と釣り合いのとれる相手を選んでいるからです。
見た目だけではありません。
趣味やものの考え方、性格など、内面的にも似たような者同士が、相手を選んでカップルになっていることが多いのです。
そして、そういう相手のほうが、たしかにおつき合いはうまく進むようです。
ところがこれが結婚となると、事情が違ってくるようです。
アメリカの心理学者ウインチが25組の夫婦を対象に行った調査によると、相性のいい夫婦は、正反対の性格同士の組み合わせでした。
たとえば、一方が支配的だと、もう一方が服従的だったり、一方が世話好きだともう一方が世話を受けたがるタイプ、という具合です。
たしかに、亭主関白な夫には、従順な妻が合いますし、「うちの亭主は子どもみたいよ」とこぼす世話好きの妻は、ズボラ夫の世話を楽しんでいることもしばしばです。
このように、反対の性質の者同士がお互いに補い合うことを相補性といいます。
恋愛と結婚は別という意見にも一理あるようですね。
また、恋愛は一時の熱い気持ちでできますが、結婚となれば話は違ってきます。
一生を左右する大切なパートナーは、それなりの選び方というものがあります。
心理学を応用した、いい方法をご紹介しましょう。
イギリスの心理学者·政治学者のワラスは、なにか新しい創造が行われるときは、すべて次の四つのステップを経てなされていると主張しました。
1、準備期・・・必要な情報を収集する
2、孵化期(ふかき)・・・集めた情報をもとに、よく考える
3、啓示期・・・なにかの拍子に「そうだ!」とひらめく
4、検証期・・・ひらめきが正しいかどうか確認する
例えば、古代ギリシャの数学者アルキメデスは浮力を発見したことで有名ですが、この発見も四つのステップから生まれました。
1、シチリア王に王冠の純金の量を調べるように言われたアルキメデスは、純金に関する情報を集めた。
2、集めた情報をもとに、思考を深める。
3、ある日入浴中に湯に浸かったところ、自分の体が入った分だけ、浴槽から湯があふれたことを見て、ハッと思いつく。
4、王冠と同量の金塊を水に沈めることで、調査することに成功する。この原理をもとに、浮力の存在を発見。
さて、これを結婚までのプロセスにあてはめると、下記のようになります。
ここでもっとも大切なのが孵化期。
大好きな恋人に対しては、つい甘くなりがちです。
相手の人間性や結婚観が自分と合っているかどうか、じっくりと考えておくと、結婚後に「こんなはずじゃなかった」という失敗をおかさずにすみます。
1、準備期・・・相手の性格や仕事の状況、結婚への意識などの情報を集める。
2、孵化期・・・デートを重ねながらよく見極め、考える。
3、啓示期・・・この人とならうまくいく、という思いが訪れる。
4、検証期・・・周囲の意見を聞いたり、相手の会話を重ね、その思いが確信に変わるまで、検証する。
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