付き合っている時はお互い相手に夢中で、相手に嫌われないよう、自ら相手のことを知ろうと必死です。
しかし結婚をして、夫婦生活がだんだんと長くなると、相手の気持ちに寄り添うことが少なくなりがちです。
そして、夫に対して、何でいまだにこんなこともわかってくれないの?一体何がしたいの?…
と夫が何を考えているのかがわからなくなり、イライラが募るという人も多いかもしれません。
今回は、なぜ相手の気持ちがわからなくなってくるのか?…
その心理は一体どういったものなのか、見ていきたいと思います。
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夫の気持ちが全くわからない・・・・どうすればいいの?
「夫の気持ちがわからない」と妻が言うときには、たいてい夫の側も妻の気持ちがわかっていないことが多いのです。
つまり、お互いに相手の気持ちがわからない状態ですよね。
夫婦生活も長くなると、こういう心のすれ違いが起きてくる場合があります。
それは魂の距離が離れてしまって、共感しあえるところにいないからなのです。
一緒に暮らしているのだから、物理的な距離は近いはずなのに、魂の距離が離れてしまう…
これはどういうことかというと、相手への関心がなくなってきている状態です。
夫の気持ちがわからないという妻は、夫が何をしてほしいのか、何を望んでいるのか、何を嫌がっているのか、そういうことをわかろうとしていないことが非常に多い…
夫への関心がなくなっているから、夫の気持ちがわからなくても当然なんです。
もちろん、夫の側も同じ。
妻への関心が薄れているから、妻が何を考えているか、わからない。
魂が離れてしまうと、一緒に暮らしていても、自分のことしか考えなくなります。
すると、人間は自分の都合のいいことしかやらなくなるんですね。
夫のために何かしてあげようという気持ちが真っ先に失われていきます。
たとえば、夫がお風呂に入るとき、入浴剤を入れてあげたり、タオルを用意してあげたりすることも、なんだかやってあげると損をするみたいな心境になってきます。
トイレの紙がなくなったときも、次の人のために新しい紙を補充しておくことが面倒になる…
夫のためにご飯をよそったり、お茶を入れたり、冷蔵庫から調味料をとってきたり、そんなことすらやってあげたくないし、やったら自分ばかりが負担を背負っている気になる…
そうしたマイナスの気持ちは、結婚して長い年月がたつと大なり小なり出てくるのです。
そうなったら、夫婦の魂はもうかなり離れているといえるでしょうね。
夫の気持ちがわからないと嘆く人は、夫と魂の距離が離れてしまっているのです。
たとえばお茶を入れるのは簡単なことです。
その程度のことも夫のためにしてあげようと思わないのは、ちょっと反省が必要…
深く考えず、簡単なことくらいは夫のためにしてあげればいいのです。
何も難しいことではないと思います。
夫のために自分ができることをしてあげる。
そうした小さな行為を積み重ねると、あなたの魂が夫の魂にどんどん近寄っていくんですね。
そうすると、わからなかった夫の気持ちがどんどん見えてくるようになります。
夫のほうも、あなたが自分のためにしてくれていることに気づくようになる。
魂の距離が近くなったのですから、夫も自然と妻の行為や考えていることがわかってくるんですね。
そうすると、夫のほうも、妻が自分のために食事の支度やお風呂の用意をしてくれることに「ありがたいな」という気持ちを抱くようになってくるから不思議なものです。
これはかなり格が高いこと。
でも、それができれば、お互いに相手が何を考えているのか、ちょっとした言動からすぐに読めるようになってきます。
当然、夫婦間のコミュニケーションはとりやすくなり、夫婦仲も円満になってくるはずです。
まず自分ができることは相手のためにやってあげること。
そういうスタンスを維持していけば、夫婦の魂の距離は決して離れないし、心の絆は強く強く結ばれていくのです。
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