恋愛は辛く苦しいこともありますが、恋愛をしていると明るく楽しい気持ちになりますよね。
そして恋愛を通して、人として大きく成長させてもくれます。
この人が人を好きになるという行為…
誰もが当たり前に行なっていることで、なぜ人が人を好きになるのか…をじっくり考えて恋愛をする人はあまりいないのではないでしょうか。
しかしよく考えてみれば、これは不思議な出来事です。
そこで「恋する気持ち」はどこからやって来るのでしょうか?…
今回はそんな「恋する気持ち」に関して、お話したいと思います。
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「恋する気持ち」はどこからやって来るのか?
誰かを想って一日中、心をときめかせたり…
目の前のことが手につかなくなったり…
誰しもそんなドキドキするような体験があるかと思います。
ときには片思いや失恋に心を痛め、「もう恋なしたくない!」と思っても、いつのまにかまた落ちてしまう…
それが恋愛というものです。
では、なぜ私たちは恋をするのでしょう。
そこには、幼い頃の記憶が関係しています。
私たちは母親から生まれ、その庇護(ひご)のもとに命をはぐくんできました。
お母さんがいないと生きていけないその時代、私たちは「母親と一心同体だ」という感覚を持って生きています。
お腹がすくオムツが濡れるなどの欲求や不快感を取り除き、快い感覚で満たしてくれる母親と、まるで2人で1人であるかのような、母親は自分の片割れのような感覚を抱いています。
けれど、成長するうちに自分と母親は別の人間だということに気づき始めます。
そこから人は自我に目覚め、アイデンティティを築き始めるのですが、大人になっても幼い頃に経験した母親との一体感は、心地よい感覚として残っています。
そのため「誰かと一つに結ばれる」ことを、 無意識に求めてしまうのです。
もちろん、違う意思を持った他人と、完全に一体になることなど不可能ですが、幼い頃に体験した幸福感を、どこかで追い求めてしまう…
それが、恋する気持ちにつながっていくのです。
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