3000人の踊り子が流し踊りを繰り広げる青森県は黒石市で行われる…
「黒石よされ祭り」についてご紹介しましょう。
祭事名:黒石よされ祭り
開催場所:青森県黒石市(黒石市内)
開催日時:2017年8月15日(火)~8月20日(日)
お問い合わせ:一般社団法人 黒石観光協会
TEL 0172‐52‐3488
アクセス:
電車→JR弘南鉄道黒石線「黒石駅」下車約5分
車→東北自動車道黒石ICより約5分
◇臨時無料駐車場
・スポカルイン黒石(黒石市ぐみの木3丁目65)
・御幸公園(黒石市大字内町)◇有料駐車場
・よされ駐車場(黒石市大字甲徳兵衛町12)
・有限会社池田不動産(黒石市大字寺小路6-1)
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青森県黒石よされ祭り2017の歴史とアクセス
徳島県の「阿波おどり」、 岐阜県の「郡上(ぐじょう)踊り」と並び「日本三大流し祭り」のひとつに数えられる「黒石よされ」。
およそ3000人もの踊り子たちが城下町の風情を残す黒石市の商店街を中心に、流し踊りや乱舞を繰り広げます。
飛び入りの参加も歓迎されており、お祭り好きにはたまらないことでしょう。
また、県外から集まった津軽民謡の踊り組などが組踊(くみおどり)を披露するほか、近年では「黒石よされニューバージョン」まで登場します。
踊りのコンテストも開かれ、その熱気は年々高まりを見せています。
「黒石よされ」の歴史は古く、起源は500〜600年前にまでさかのぼります。
当時は盆踊りの男女の恋のかけ合い唄だったとされ、現在のように盛んに踊られるようになったのは、およそ200年前の天明のころ…
弘前(ひろさき)藩の家老が近隣の農民たちを城下町に集めるための、商工振興対策として始めたのがきっかけといわれています。
幕末には「つつみ、太鼓、三味線その数知らず」といわれるほど、盛大な催しとして定着していました。
ちなみに、「よされ」の語源について諸説はあるが、「貧困や凶作の世は去れ」という意味の「世去れ」から来ています。
「豊作のときは仕事をよして、楽しくなされ」の「よして」と「なされ」が合わさったという説が有力です。
いずれの説にしても、「嫌なことを忘れ楽しむ」という祭りの真髄が込められているといえるでしょう。
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