暑い夏の季節が来ると、背筋がゾッと凍るような怖い話をするのは定番ですよね。
やはり多くの人にとって幽霊とは怖いものという概念があるのではないでしょうか。
新しく引っ越してきたアパートに幽霊がいる気がして、毎日あまり良く眠れない。
学校のトイレに幽霊が出るという噂があり、一人でトイレに行くことができない、など。
でも幽霊は本当に怖いものなのでしょうか。
今回は一つの実際にあったお話と共に、幽霊について一緒に考えてみましょう。
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やっぱり幽霊は怖い!克服する方法はあるの?
ある会社の社長の話をしましょう。
その会社では、次々と社員が霊を見るというのです。
社長は、実際に霊を見たという社員の人から話を聞いたそうですが、「気のせいだろう。そんなバカなことがあるわけない」と、相手にしませんでした。
ところが、今度は会社で次々と事故が起こるようになったのです。
会社から出荷したトラックが事故にあったり、工場のエレベーターが突然、落下するアクシデントもありました。
さすがの社長も驚いたそうです。
社長はさすがに人生相談ができるところに相談をしに行き、インスピレーションでその会社をみてもらいました。
見ていただくと、会社の様子がコンサルタントの方の脳裏にくっきりと浮かび、まるで霊に導かれるかのように、会社の中のある場所に辿り着いたそうです。
コンサルタントの方は、その場所を社長に説明し、「霊が出るのは、この場所ではないですか?」と聞きました。
すると、ドンピシャリ。
当たっていました。
コンサルタントの方はさっそく社長に、とびきり高い伽羅(きゃら)のお線香を買って、霊が出る場所にお線香をあげてくださいと言いました。
そして役員全員でその周りに塩を盛り、日本酒をまきました。
なんとそれだけで、霊はぷっつりと出なくなったのです。
霊は霊でも、幽霊は「礼」を尊びます。
この世にいてもあの世にいても、魂はひとつだと考えてみませんか。
いずれ私たちも姿のない魂だけになる日が来ます。
その日を迎えたとき、つい先日まで仲間だった人や、同じ人間の世界で生きてきた人たちに、怖がられたり、気味が悪いと言われたりして、そっぽを向かれたらどんな気持ちになりますか?
相手にもされず疎まれたとしたら、悲しいでしょうね。
だからたまには霊となって出て、人を驚かせてみたくもなる。
そういった心境って、わからなくもありません。
霊にも「礼」をもって接してあげれば、決して悪霊とはならないのです。
お線香の一本も供えてさしあげる。
お線香は天と地を結ぶ、あの世とこの世を結ぶ唯一のもの…
ですから、お線香を焚いて念仏を唱えてあげたら、きっと迷子になった霊は、静かに去ります。
実は幽霊というのは、どこにでもいるものなのです。
いたるところにいますから、そんなことをいちいち気にしていたら生活できません。
一般的に皆さんは幽霊は怖いもの、何か恐ろしい災いをもたらすものと、思われていることが多いですよね。
でも、清い心を持つ人には霊は悪さをしません。
むしろ味方になってくれることもあるくらいです。
やたらと忌み嫌うのは、かえって霊に対して失礼というものです。
おどろおどろしいものだという固定観念は捨てたほうがいいですね。
あまり神経質に考えず、清い心を失わないように過ごすことのほうが大切ですよ。
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