弱い自分、恥ずかしい自分、誰にでも様々な自分を隠し持っていると思います。
しかしそんな弱い部分をプライドが邪魔してそれを必死で隠そうとしまう。
そしてそれを絶対に認めない、という方がいるかもしれません。
なかなか弱い自分を認める・・・・というと勇気のいることかもしれませんが。
しかしそんな生き方ではなく、素直に潔くあるがままの自分を認める方もいます。
そしてそんな素直な心を持つ人の魅力とは・・・。
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素直な心は人を魅力的にする
ある中年の男性が、事業に成功している女性と結婚しました。
2人は高校時代の同級生でした。
男のほうは、あまり勉強が好きではなく、身体を動かすほうが性に合っていると信じていたので、高校を卒業するとすぐに手に職をつけました。
一方、女性のほうは勉強が大好きで大学院を修了しました。
彼は自分の結婚についてこう語っています。
「そりゃあ、嫁さんの方が、学歴が高いってのは癪ですよ。ですけど、私にピッタリのパートナーは彼女しかいないとわかったのです。いい夫、いい父親に
なるためには、嫁さんより学歴が高くなきゃいけない、なんてことはありませんしね」
この男性は、とても心が広いといえます。
反対に、心が狭い人はちっぽけなプライドを守ろうとするので、彼のような言葉を決して口にできないでいます。
彼らは自分の弱さを絶対に認めない。そのために、偏狭な心はずっと変わらないのです。
人と上手につきあいたかったら、心が広いほうが何十倍も得です。
そして自分には欠点や弱いところがあるということを素直に受け入れると自然と心にゆとりが生まれ、心も強くなってくるものです。
それが他の人たちには、たまらない魅力に映ります。
自分の弱さを認めるのは、「自分はまったくひどい人間です」と自己を蔑むことではありません。
「こんな私とは、だれもつきあってくれないでしょうね」と諦めることでもありません。
そうではなく、あるがままの自分をそのままの状態で愛すること。
それが自分の弱さを正しく認識するということなのです。
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