青色のベリル(緑柱石)である「アクアマリン」…
透き通った海を連想させるこの石には、「海の精の宝物が浜辺に打ち上げられ、石に変わった」という伝説があります。
また、この石を水に浸して、その水で目を洗うと視力が強まり、眼病が治るという言い伝えもあるようです。
古代ローマでは、航海の安全や豊漁を願って、船乗りや漁師がお守りにしたといわれています。
海はすべての生命の源であり、象徴的にも母なるもの(グレートマザー)とされています。
生命に安らぎと潤いをもたらす癒しの象徴でもあります。
海の化身のようなこの石には、身に活力をもたらし、毒素を濾過するフィルターのようなパワーがあります。
心の傷や体内の不純物を取り除き、子どものような純粋さや無邪気さを取り戻してくれるのです。
過剰なストレスを抱えている人や、オーバーワーク気味の人がこの石を持つと、海の中で重力から解放されるように、心も体も軽くなるでしょう。
喉の詰よりを取る石ともいわれています。人とのコミュニケーションを苦手に感じたり、話し下手だと思っている人は、この石を喉に当てたり、ペンダントとして身につけるといいでしょうね。
自分の感じたことを素直に表現すれば、多少言葉が足らなかったとしても、必ず相手に伝わるものです。
アクアマリンは、あなたがスムーズに自己表現してコミュニケーションを深めるように助けてくれるパワーストーンと言われているのです。
夜になるといっそう輝きを増すので、「人生の暗闇に陥ったとき、希望の光を示す」とされています。
お守りとして身につければ、きっとあなたの人生の航海を守護してくれることでしょう。
浄化方法に関しては、「アクアマリン」はその名が示すように、海を好みます。
特に、南の島の透き通った海水に浸けると、輝きと透明感を増すとされるのです。
水源地の水や湧き水で清めても、見違えるように美しくなるでしょう。
天然塩を溶かしたミネラルウォーターに、1日浸しておいても浄化できます。
また、この石を持ち歩く際はアロマペンダントにフランキンセンス、ネロリ、スイートオレンジを各数滴入れて、ときおり香りを嗅ぐと効果的…
この石を左手に握り、フットバスにパルマローザ・ペパーミントを各数滴入れてくつろぐと、疲労感を取り除けるとされます。
この記事へのコメントはありません。