皆さんは「おかげさま」という言葉を普段から使っていますか?
できれば、日常生活で当たり前に出るくらいに使って欲しいと思います。
「おかげさま」というのは、実にいい言葉です。
日本の神さま、天照大神は「この世のすべてをあまねく照らすあまてらす」というわけで、天照大神です。
照らされているものには、当然ながら影ができます。
足元に何気なく目をやれば、晴れている日なら、そこに影ができていますね。
影ができるということは、「照らされている」ということに他なりません。
照らされていることに感謝、影ができていることに感謝、というわけで、感謝を表す言葉として「おかげさま」というわけなのです。
実際に使ってみると「おかげさま」という言葉は、実に上品です。
「おかげさまで」という言葉が自然に出るようになると、とても気持ちがいいものです。
それに「おかげさま」という言葉は、いろんな解釈ができるようになっています。
「お元気そうですね」→「おかげさまで」
「お忙しそうですね」→「おかげさまで」
「いつもお若くてきれいですね」→「おかげさまで」
まあ最後の「きれいですね」と言われたら、謙遜して「それほどでも」と答えると思いますが、素直に「ありがとうございます。お世辞でもうれしいわ」と、伝えても良いのかもしれませんね。
いずれにしても、感謝の気持ちを内包した「おかげさまで」は、相手の心も和ませる非常に良い言葉なので、どんどん使ってみたいものです。
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