仕事はどうしても嫌なもの、楽しくないもの、というイメージがありますよね。
しかし元々裕福で、仕事なんてしなくても生きていけるよ、という一部の限られた人以外の多くの人は、嫌でも仕事をしないと食べていけません。
そして人生の多くの時間は仕事に占められています。
そんな人生の多くの時間を嫌な気持ちで過ごすのは大変もったいない事です。
仕事も、人生も、楽しまなければ損です。
そうすると、「楽しめるコツはありますか?」、「どうやったら楽しめるの?」と聞きたくなるかもしれません。
しかし「こうすれば楽しみが見つかる」といったような誰もが簡単に仕事が楽しくなる決まった方法は、残念ながらありません。
仕事の楽しみは本来、自分で見つけるものだからです。
しかし、そういってしまっては身も蓋もないので、今回は仕事を楽しむヒントをご紹介しましょう。
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仕事の楽しみ方は自分で決める!そのコツとは?!
仕事を楽しむコツとして、まずは仕事をすることをシンプルに考えてみましょう。
そもそも仕事とは、何のためにするものなのか…
それは、「相手のためになることをやる」というのが出発点です。
「楽しみ」を見つけたいなら、何よりもまずその「原点」に立ち戻ってみてください。
「誰かの役に立っている」ということに喜びを感じる。
これが、仕事を楽しむ最大のコツなのです。
自分が相手のために何かをしたことによって、相手が喜んでくれたら、嬉しくなりますよね。
このようにどんな人でも、相手を喜ばせることができたとき、自分も喜びを感じているでしょう。
それは仕事の現場でも、もちろん同じです。
たとえば、みんなが嫌がる仕事を与えられたとしましょう。
そんなとき、苦しみばかりを探す人は、
「どうして私がやらなきゃいけないんだ!」
「他の人に頼めばいいのに」
と思うでしょう。
こんなときこそ、ちょっと違う角度で考えてみてください。
「誰もが嫌がっている仕事をやる」なんて、もっとも人の役に立てる場面ではないでしょうか。
みんなが嫌がっている仕事を自分がやれば、周囲は喜んでくれる。
あの人は、みんながやりたがらないことを率先してやってくれる!…とみんなに感謝され、必要とされる。
それこそ仕事の醍醐味(だいごみ)です。
この心を持っていることこそ、仕事を楽しむコツなのです。
さらにもう一つのコツをつけ加えておくと、「どうせやるなら、気持ちよく引き受けて、文句一ついわずにやる」ということです。
いくら文句をいったって、自分の気持ちが暗くなり、他人から「アイツは文句ばっかりだ」と思われるだけです。
せっかくみんなの嫌なことをやろうとしているのに、それだと何のメリットもありません。
気持ちよく引き受けて、黙って仕事を始めるほうが、自分にとっても、周囲にとっても、効果的です。
さらにもう一つ。
同じやるなら、「こうやれば、もっと時間を短縮できる」「次はここのやり方を変えてみよう」などと工夫しながらやったほうが、格段に楽しくなります。
結局、「仕事の楽しみが見つけられない」という人は、「自分はもっとこんな仕事がやりたい」「こんな能力があるはず」と勝手に思い込んで、わがままをいっているだけなのです。
「楽しい仕事」ばかりを求めて、「仕事の中に楽しみ」を見つけることを怠っているのですね。
すでに述べたように、仕事の世界では、わがままは通用しないのが当たり前です。
自分の都合とは関係なく、「人のためになること」が仕事の大前提です。
そして、その部分にこそ「仕事の楽しみ」が隠れています。
まずはそのことをしっかりと理解し、更にあなた自身の仕事の楽しみ方を見つけてみてください。
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