よく、何でこんなに一生懸命働かなければいけないのだろう…
一体何のために働いてるのだろう…
という人がいます。
そのような人たちは、根本から何かを見失っているように感じます。
そして必要以上に難しく考えすぎてしまっているようです。
何のために働くのか?…
答えを出すとするなら、それはいたってシンプルなものなのです。
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何のために働くのかわからなくなった人が勘違いしていること
実は何のために働くのか…そのような疑問を持つこと自体がおかしいのです。
きっと仕事の持つ「本当の意味」を知らないから、そんなことで悩んでしまうのでしょう。
多くの人は「働く=お金を稼ぐこと」、「仕事=商売」だと思っています。
毎日会社へ行って、上司から与えられた作業をする。
そして給料をもらう。
これが仕事だと思っています。
しかし、本当にそれが仕事なのでしょうか?…
そもそも「仕事」とは、そんな狭い意味のものではありません。
会社へ行って働く…
これもたしかに仕事です。
そうなると、会社へは行っていない主婦は仕事をしていないのでしょうか。
そうではないですよね。
家で洗濯や掃除をするのも、当然仕事…
その他、生きるために行なっている行為はすべて、仕事です。
お金を稼ぐ行為だけが仕事だなんて、狭く、つまらない考えです。
そして仕事をしているのは人間だけではありません。
動物だって、昆虫だって、もちろん仕事をしています。
ミミズが生きていくとき、誰かが食べ物を口に突っ込んでくれるでしょうか?…
そんなことは絶対ありません。
自分で働いて食べ物を探し、自分の力で食べなければ生きていけません。
これが、働くという行為の本来の意味です。
ですから、「何のため?」という問いに無理矢理答えるとするなら、それは「生きるため」です。
ところが、人間は「働く」とか「仕事」というものを、勝手にややこしくしています。
難しく考えすぎてしまっているのです。
元来、仕事とは呼吸のようなもので、やらなければ生きていけない…
ただそれだけのことです。
「何のために働くのか?」をいくら考えてみても無駄なのです。
そんな悩みを持つ人は「なぜ、呼吸するのか?」、「なぜ、食べるのか?」…
についても悩まなければならなくなります。
人は生まれた瞬間から死ぬまで、一生休まず、働かなければいけません。
それが、生きることだからです。
赤ちゃんは小さな足で蹴っ飛ばしたり、お母さんの髪の毛を引っ張ったりして、必死に自己主張をしますね。
それこそが、赤ちゃんとして生きるための仕事だからです。
どんな人にも、生きるための仕事があります。
そして、その仕事には、休みも理由もありません。
「何のために働くのか?」と思い悩んでいる人は、何よりもまず、「仕事の本当の意味」を理解してください。
お金を稼ぐ仕事というのは、「本当の仕事」のうちのほんの一部です。
それだけが全てではないことを忘れないでください。
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生きるためって生きる理由がわからないから仕事をする意味もわからないってなっているのでどうしたら良いのか八方塞がりです