「ブルーフローライト」は日本名では「蛍石」と呼ばれ、フローライトの中でも、この青い結晶は心に冷静さを取り戻し、心身のバランスをはかる働きがあります。
たとえば、失恋したり仕事でつまずいたりして、すべてがうまくいかないような思いに駆られ、憂鬱に陥ったときこそ、この石(パワーストーン)の出番です。
人は困難に直面すると、ついつい心のゆとりを失いやすいものです。
場合によっては、他人と比較して、ますます自分だけが不幸せだと感じてしまうこともあります。
この石は、そうした心の不調和を解消し、情緒に平穏をもたらします。
どんな窮地に陥ったとしても、自分で自分を見捨てない限り、必ず展望は開けてくるものです。
この石(パワーストーン)は、思いがけないトラブルに遭遇してパニックに陥ったときにも、思考を冷静に保ち、問題を乗り越えるようにサポートしてくれます。
易(えき)に「震為雷(しんいらい)」という卦があります。
これは、「雷鳴がとどろき渡っても、沈着冷静に振る舞えば、案外あっけなく通りすぎるものである」という意味を表しています。
古代人にとっては、雷鳴は天の怒り、脅威の予兆の一つでした。
しかし、何が起ころうとも狼狽することなく、平常心を失わなければ、実害は少ないものなのです。
「ブルーフローライト」は、物事の真実を見きわめ、理性的に行動する力を与えてくれます。
不安や悩みを抱えたときに持ち歩いたり、アクセサリーとして身につければ、雑念にわずらわされることなく、解決する方向へと誘われるでしょう。
直感力を高め、新たな考え方をもたらす作用もあります。
浄化の際は、器に天然塩を盛った上に載せておくといいでしょう。
セージやお香などでいぶしても効果的です。
日光に当てすぎると変色したりする恐れがあります。
また水を含んで変化する性質があるので、水に浸けたまま放置しないようにしてください。
「ブルーフローライト」を室内に置いておくときはローズマリー、サイプレス、レモン各数滴をアロマポットで香らせると、より効果的です。
心の迷いなどが取り除かれ、頭脳が明晰になり、集中力も高まります。
仕事や勉強などの課題に取り組むときにおすすめです。
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