アンバーは穏やかなパワーを発する、蜂蜜色の結晶です。
日本では「琥珀」と呼ばれています。
数百、数千万年前の針葉樹の樹脂が化石化してできたもので、中には昆虫やシダ、花などが含まれている結晶もあります。
この石(パワーストーン)は古くから、装飾品や治療薬として利用されていたといわれます。
火傷や切り傷などの秘薬として用いられたり、粉にして水を加え、内服薬として処方されたこともあったようです。
中国ではお香の原料にされたり、透視力や悟りを得るための瞑想の道具としても使用されたといわれています。
熱伝導性がある石なので、手に持つとほんのりあたたかい感じがします。
また、こすると熱を帯びる性質もあります。
もしあなたが、恐れや不安を抱えてナーバスになっているとしたら、免疫力も体温も低下している可能性があります。
その結果、「気」のめぐりが悪くなっているわけです。
この石は体を、そして心をあたためることで、混乱した感情の嵐を鎮め、心身の回復を促します。
生命力を高める力がありますから、気が滅入ったときには、この石を左手に握って、指先でこするといいでしょう。
新たな気力がわいてきます。
また、内気なタイプの人が持つと感性が刺激され、自分を主張できるようになるでしょう。
肝臓と腎臓の働きを高めて、内分泌系の不調を改善し、体内の毒素を排出する作用があるといわれています。
また、喉を痛めやすい人は、この石を喉に当てたりネックレスとして身につけると良いでしょう。
また浄化の際は、セージで燻(いぶ)すと効果的です。
さらに、クリスタル・クラスターやアメジストのクラスターの上に載せておくと、石のパワーを充電できます。
身につけるときは、直接肌に触れるアクセサリーを、おすすめします。
塩や強い熱は避けてください。
この石を用いるときに洗面器に42度くらいのお湯を張り、ローマンカモミール、ベンゾインかティートリー、ゼラニウム各1滴を落としてフットバスをすると、神経を安定させ、心身の不調を改善する作用が強まります。
その際、石を手に握るとより効果的だとされます。
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