妻が夫の携帯電話を何気なく見たことで浮気が発覚…
こんなとき、夫が自分の非を認めて素直に謝ってくれるならまだしも、逆ギレして開き直り、ますます修復不可能になってしまうケースも少なくありません。
浮気された妻にしてみれば、明らかに非があるのは夫の方なのに、さらに逆ギレまでされてはたまりません。
しかし、一見理不尽な夫の逆ギレも、心理学的には説明のつく行動なのです。
浮気をした時点で、夫は妻を裏切っていることになんらかの罪悪感を抱いています。
そこへ妻にしつこく非難されると、罪悪感を刺激された夫が、妻を責める行動に出るのです。
なぜなら、相手を責めているときは自分を責めなくても済み、そうすることで罪悪感を抱くことを避けようとするからです。
一方、妻は夫の逆ギレによって、ますます怒りに火がつきます…
しかし、このときの妻の本心をのぞいてみると、1つは怒りよりも悲しみや、さみしさの感情の方が強い傾向にあるのです。
心理学的に言えば、「怒りは感情のフタ」なのです。
つまり、心の奥にある悲しさやさびしさ、あるいは相手を責めてしまった罪悪感が表に出てこないように、怒りという感情でフタをしているわけですね。
さらに 言えば「愛されたい」という感情が、怒りとなって表出するのです。
相手に怒りをぶつけて相手を責めても、結局はその罪悪感や自己嫌悪から自分を責め、精神的にますます追いつめられることが多いでしょう。
夫に浮気された妻がもっとも傷つくのは、こうした悪循環に陥ってしまうケースです。
もしも浮気が発覚したときは、ひたすら謝り続けること…
結局はこれが関係修復の近道なのでしょう。
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