遠距離恋愛…
ドラマのようで一度はやってみたいような、やってみると意外と大変な恋愛だったりするものです。
遠距離恋愛でいちばん心配なのは彼の浮気…
電話や手紙が途絶えると、不安ばかりがつのるものです。
古代の女性達も共通の悩みを持っていたようで、日本最古の和歌集である「万葉集」には、遠距離恋愛の辛さを歌った歌が数多く存在しています。
電話はおろか手紙すら満足に届けられなかった時代の女性にとって、和歌は心を託せる唯一のもの…
その歌の中には、「紐(ひも)、「下紐(したいひも)」という言葉が頻繁に出てきています。
「下紐」とは、下着を結ぶ紐のこと(ふんどしという説もある)です。
これは、離れ離れになる出発の日、女性が男性の下紐をしっかりと結び浮気を防いだという習いがあったと言われているのです。
つまりは、浮気は魂が浮かれ出てしまい、その空きに「魔」がとり憑(つ)く恐ろしいことだと考えて、魂を肉体に結びつけておこうとしたためです。
また、この下紐が自然に解けるのは、思い人に会える印だとも考えられていました。
そこで、ここではそんな古来の風習を活かして、遠距離恋愛を「おまじない」で長続きさせる方法についてお話したいと思います。
たかが「おまじない」されど「おまじない」です。
ご興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。
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遠距離恋愛をおまじないで長続きさせる方法
遠距離恋愛を長続きさせる「おまじない」では、下記のものを用意する必要があります。
用意するもの
新しいトランクス(ウエスト部分に紐がついた物)
白い紙
筆記用具
はさみ
白いリボン
彼の写真
自分の髪の毛(1本)
彼の髪の毛(1本、あればで可)
まず、新しいトランクスのすその部分から、ほころびない程度にほつれ糸を少し引き抜きます。
引き抜いたら、ウエストの紐をリポン結びにしながら、「白栲(しろたえ)の君が下紐(したひも) 我さへに 今日結びてな 逢はむ日のため」と声を出して詠みましょう。
そして、このトランクスは彼にプレゼントします。
次に白い紙を頭の部分がつながった2枚の「人形」に切りまる(後で 貼り合せるため)。
その中に「ふたりして 結びし紐(ひも)をひとりして 我(あれ)は解きみじ 直(ただ)に逢ふまでは」という歌と、彼の名前を書きます。
その上にトランクスから引き抜いた糸と、彼の写真、自分の髪の毛、あれば彼の髪の毛を置き、2枚をのりで貼り合わせるのです。
つまり2枚の人形で、時髪の毛などを包み込むような形です。
このとき写真は人形に入るように顔だけ切り抜いても構いません。
この人形を彼の分身だと思いながら、今度は白いリボンを「ふんどし型」に巻きましょう。
リボンの長さは人形の大きさによって加減します。
また結び目を作る時は、先述の「白栲の~」の歌を詠みながら行うようにします。
このリボンは、毎晩結び直してあげると効き目が強くなるでしょう。
人形は枕とカバーの間に大切にしまっておくことをおすすめします。
ちなみに彼と会う時には、彼のベルトやホテルの浴衣の帯を締め直したり、ボタンを掛けてあげたりするのも効果的です。
この時も「白栲の~」を心の中で詠むことをお忘れなく。
また、あなたが愛用する香水を手紙になどつければ、街なかで同じ香りを嗅ぐたびに思い出してもらえる効果的な方法もあります。
興味のある方はぜひ試してみてくださいね!
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