目次
日本に約3500社ある「えびす神社」の総本社…
「えびす宮総本社」こそ、兵庫県西宮市にある「西宮神社(えびす神社)」をご存知でしょうか。
ここではパワースポットとしての「西宮神社(えびす神社)」のご利益などについてご紹介しておきましょう。
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パワースポット「西宮神社(えびす神社)
西宮神社は、全国のえびす神社の総本社です。
毎年1月の「十日えびす」の賑わいや、早朝、境内を駆け抜けて一等を競う福男神事は、関西で知らない人はいないほどの有名な行事が行われます。
商売の神様「西宮のえべっさん」は、関西商人たちに愛され頼りにされている神社です。
そんな西宮神社の御神気は、どこまでも庶民的で、明るくきさくなエネルギーにあふれています。
関西商人のパワーの源ともいえる、えびす様の御神気。
思わず相手を「その気」にさせる巧みな話術や、人を和ませるフランクな雰囲気を身にまとうきっかけを得て、商売繁盛へと導いてくれるのが、この神社の大きな御神徳と言えるでしょう。
その徳をくれるの御祭神は西宮大神(ニシノミヤオオカミ)…
別名を「えびす様」や「蛭子大神(ヒルコノオオカミ)」と言います。
「蛭子」とは、その名の通り、背骨のないヒルのような身体の神様です。
イザナギとイザナミとの間に第一子として生まれながら、その身体ゆえに葦の船に乗せて流されたと伝えられる神…
しかしながら、ヒルのようだからこそ、あらゆるものにトロトロと溶け込んでいくゼリーのようなエネルギーを持ち、商売繁盛の御利益をもたらしてくれるのです。
「昼」または「火(光)流」(ひる)という言霊が宿る「蛭」は、光がどこまでも流れ、発展していく様子を表す言葉でもあります。
その言葉が示すように、明るい光をどこまでも流していくのが、西宮大神のパワーなのです。
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パワースポット「西宮神社(えびす神社)」のご利益
どんな小さな隙間にも入り込み、進んでいく柔軟な浸透力は、ビジネスや人間関係を活性させますが、でも、それだけでは大きな発展に育てることができません。
まずはじめに、この浸透力をしっかりと支える「光の柱」を建てることが重要です。
最初に「柱」となるエネルギーを据え、そこに、蛭子の「流れるエネルギー」を加えることで、えびす様の力が存分に発揮されるのです。
そして、この「柱」となるエネルギーを発しているのが天照大御神(アマテラスオオミカミ)をはじめとした境内に祀られている神々です。
これらの神が大きな柱となり、蛭子大神の柔らかいエネルギーと調和しています。
ですから西宮神社を訪れたら、最初に境内の池の横にある伊勢神宮遥拝所へ向かいます。
ここで、しっかりと自分の中に「背骨」を建てた後、本段にお参りすると、えびす様の「どこまでも発展していく力」(ご利益)を、より強く受け取ることができるでしょう。
次に宇賀魂神社(うがのみたま)へ向かいます。
この神はいただいたエネルギーを現実世界で役立つ、生きるための力へと変えてくれます。
最後に、龍神が宿る沖恵比酒神社へと巡り、力を強化順番にきちんと参拝することで、人生における「勝利の美酒」がより早く味わえることとなるでしょう。
まさに西宮の神様は、浸透力で商売繁盛や人々をうまくつなげる力ですが、これは「取り成し」のご利益もあります。
何か問題が起こったときに取り成してくれる神様なのです。
たとえば、誰かと喧嘩してしまい仲介者が欲しいと思うとき、仲直りの言葉が自分からは言えないけれど、誰か間に入って元通りの関係に修復する手伝いをしてくれる人がいたらいいなと願うとき…
参拝するとそのように間を取り持ってくれる方をご縁で連れてきたくれるのもご利益の一つなのです。
また商売で仲介者がいてくれたら何かと、物事が安心して進められるのだけどという場合に、それに見合う人を連れてきてくれると言います。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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