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約400年もの長い間続いたといわれる湯沢地方の民俗行事「犬っこまつり」…
毎年20万人ほどが訪れる秋田県のお祭りです。
特に犬を飼われていたり、犬が大好きな人にはおすすめのお祭りです。
ここでは2018年湯沢「犬っこまつり」の由来やアクセス(駐車場)などの関してご紹介していますので、ご参照ください。
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湯沢「犬っこまつり」の時間やアクセス(駐車場)
祭事名:犬っこまつり
開催日時:2018年2月10日(土)~2月11日(日)
開催場所:湯沢市役所周辺(主会場)、旧大丈跡地(まちなか会場)、湯沢駅周辺(駅前会場)
問い合わせ先:湯沢市観光物産協会
TEL:0183-73-0415
アクセス:
JR奥羽本線「湯沢駅」下車、徒歩約10分
湯沢横手道路「湯沢IC」から車で約5分
「犬っこまつり」は毎年2月の第2土曜日から翌日と設定されています。
そのため2018年は2月10日(土)~2月11日(日)になる予定です。
駐車場に関しては、無料駐車場が500台分あり、愛犬連れの方専用の臨時路上駐車場もあります。
ただし、愛犬連れの方専用に駐車場は先着30名様で利用を希望する場合は、湯沢市観光物産協会事務局(0183-73-0415)まで連絡する必要があります。
また一般の方向けの500台分の駐車場も会場から距離があり、約20分間隔で発射しているシャトルバス(犬っこ号)で移動することになります。
有料駐車場の場合は歩いて3分以内の場所もあり、下記に最寄りの無料・有料駐車場をいくつか記載しておきました。
※無料駐車場
イオンスーパーセンター湯沢店
旧雄勝中央病院跡地
湯沢文化会館
湯沢警察署※有料駐車場
柳町本通り駐車場
中央駐車場
サンロード駐車場
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湯沢「犬っこまつり」の由来
市役所前の公園を中心に、大きな「犬っこ」や「お堂っこ」の雪像が多数立ち並び、子どもたちの楽しそうな声が響きわたる「犬っこまつり」。
頑丈につくられた犬っこは、子どもが登ってもびくともせず、犬っこにまたがり遊ぶ姿は、さながらアニメ「もののけ姫」に登場する主人公のようでもあるのです。
祭りの名にちなんでいるのか、愛犬を連れて来ている人が多いのも特徴的です。
祭りの起源は400年ほど前、米の粉でつくられた子犬や鶴亀を、小正月の晩に盗難除けとして戸口に祀らせたのが始まりとされます。
さらにこの地域には、子どもたちが雪でつくったお堂に犬の形の餅や甘酒を供え、夜が更けるまで遊び明かすという風習があり、これらが一体となって現在の形になったようです。
日が暮れ始めると、お堂っこにはろうそくの火がともされ、昼間の賑(にぎ)やかさとは一変し、神秘的な世界へと変貌を遂げるのです。
道沿いにも小さなお堂つこ列をつくり、祭りに行き交う人々の足下を優しい光で照らしてくれます。
夜になると花火も打ち上げられるので、時間が許すならば見物しておきたいものです。
色とりどりの光に浮かびあがる犬っこの姿は、また格別の美しさ…
ちなみに、祭りの開催に合わせ、JR東日本では大舘・湯沢間に臨時列車快速「犬っこまつり号」を1日1往復運行します。
鉄道ファンならずとも、祭りの思い出のひとつとして乗車してみても良いかもしれませんね。
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