目次
パワーストーンには、原石のように採掘されたときの自然の姿をとどめているものと、磨かれたり宝石のようにカットされたり、時には彫刻をほどこされたりなど加工されたものがあります。
原石には、素朴でプリミティブな魅力があります。
石本来の力が、自然に放たれている状態です。
薬にたとえるなら、じわじわと効いて体質改善を促す漢方薬のようなものです。
特に人生における中・長期的な希望の達成のために、効果を発揮してくれるでしょう。
原石の中でも、クラスター(大小様々な結晶が寄り集まっている原石。群晶)状のものは、より強いパワーを周囲に放射して、邪気を跳ね返す性質を持っていますので、室内に安置して、環境を浄化するのに最適です。
磨かれた石は、表面が削られて内部が露出することによって、性質や効力がより強められます。
特に多面体にカットされた宝石は、輝きもパワーも鋭角的で強烈です。
原石に比べて即効性があり、力がピンポイント的に発揮されやすいので、アクセサリーやお守りとして、日常的に身につけるのに適しています。
また、パワーストーンを特別な形に加工すると、石本来の力に、その「形」が象徴する意味やパワーがプラスされます。
以下、代表的な形が表す意味を紹介していきます。
Sponsored Links
球体(円)
完全性と永遠を象徴しています。
均衡の取れたその姿は、混沌とした状態を秩序立て、調和をもたらし、正しい道を照らし出すといわれています。
精神的な成長をとげたいときや、人間関係を円滑にしたいときに用いるといいでしょう。
ポイント
先が尖(とが)った形にカットされた石をポイントと呼びます。
その石の持つ力を、明確に方向づける形ですから、どうしても達成したい目的があるときに選ぶのがおすすめです。
クリスタルのポイントなら、集中力を高めて自己実現をサポートします。
また、体の具合の悪いときには、患部に当てるといいでしょう。
卵型
未知なる可能性の宝庫を意味しています。
復活と再生の象徴として、様々な文化の中で尊ばれてきました。
復活祭(イースター)に卵が欠かせないのも、そうした由縁です。
潜在能力を引き出したいときや才能に磨きをかけたいとき、また子どもの成長を願うときにおすすめです。
ハート型
心臓の形を表し、愛と生命力を象徴しています。
愛情を深め、友情をもたらすお守りとされてきました。
さらに、幸運と自由も意味しています。
大切な人との絆を深めたいときに、願いを込めて身につけたり贈り物にすると、効果を発揮するでしょう。
ピラミッド型
古代エジプトで、王の栄光と不滅の象徴として建造されたピラミッド。
聖なる山を表すこの形は豊穣(ほうじょう)を意味し、物事の初めと終わりを守護します。
人生における最終的な成功と、気高い理想の達成へと導きます。
健康と安定を守るともいわれています。
Sponsored Links
星型
天に輝く星のように、希望の光を象徴し、不死と導きを与えるといわれています。
困難に打ち勝って、運命を切り開く力を授けてくれます。
また、直感力を得たいときや創造力を高めたいときに、用いるといいでしょう。
勾玉
古墳時代の遺跡から多く発掘されているように、古代から強力な護符として用いられてきた勾玉。
日本では、「三種の神器」の1つとして、鏡や剣とともに神殿に祀られてきました。
月または胎児をかたどっているという説もあるこの形には、生命力を高め、潜在能力を引き出す作用があります。
イルカ
哺乳類の中でも、人類に近い生き物と考えられています。
イルカに命を助けられたという伝承が世界各地に残っているように、救済者、導き手の象徴とされています。
迷ったときや不安なときに持つと、心を鎮めるように働きかけてくれるでしょう。
喜びと予知の力を与えるともいわれています。
カエル
豊穣と繁栄を象徴しています。
幸運と愛情を招くともいわれています。
象徴的に、この世とあの世を往きかえりするという神秘的な言い伝えもあるようです。
商売繁盛や金運を招くと同時に、病気や災いから身を守ってくれます。
スカラベ
古代エジプトで太陽と豊穣の象徴として崇められていた黄金色をした甲虫(こうちゅう)。
不滅と再生を表すともいわれています。
護符や装身具として用いられてきました。
あなたの最高の願いを叶えたいときに、持つといいでしょう。
この記事へのコメントはありません。