体にも感情は現れます。
そのため姿勢を見るのも、相手を探る上で非常に参考になります。
ここでは、いくつか代表的な姿勢を紹介します。
まずはふんぞりかえる姿勢です。
相手より優位に見せたいときによくします。
あなたと話していて、彼がこの姿勢をとっている場合、自分の方が上であるとの意思表示でしょう。
デートのとき、日本人男性によく見られる姿勢でもあり、「オレについて来い」という気持ちが現れている証拠です。
次に肩をすくめる姿勢ですが、肉体的、心理的に不安を抱いていると考えられます。
あなたに対して、かなり消極的な気持ちになっているということです。
あなたと話しているときにこの姿勢になったら、話に興味がないのかもしれないですし、あなたといるのが苦痛なのかもしれません。
また、急に腕を組む姿勢をしたら、それまで好意的に受け止めてきたあなたとの関係性を拒絶、もしくは心の壁ができた瞬間だといえます。
腕を組むことはもちろんクセであることも考えられますが、それまで組むことのなかった腕を急に組み出すのは、やはり心理的な壁ができたと考えて間違いないでしょう。
イスから腰を浮かして座り直す姿勢が見られた場合、これは決定的にあなたの話に退屈している証拠ですので、気をつけてください。
今度は、積極的な姿勢を解説しましょう。
もし話していて、相手が「前傾」姿勢になっているようなら、それはあなたの話に興味があり、またあなたにも興味があるということです。
人は興味があるものに対しては自然と前のめりになって、よりその話を聞こうと思うものです。
これは前のめりになることで、無意識のうちに興味の対象により体の距離を近づけているのです。
もうひとつ、興味があるものに対し、人が自然に、そして無意識にしてしまう行為としては、テーブルの上のものをどかすことがあります。
これは相手との間に障害物を置きたくないがための行為で、興味がある、または好きな人にしかしません。
相手の話を聞く姿勢でも、ここまでのことはわかりますので、臨機応変に活用していきましょう。
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