オパール(opal)はサンスクリット語で「宝の石」を意味し、ウパーラが名称の語源です。
たっぷりと水分を含み、見る角度によって赤色、緑色、黄色、褐色など、虹色の輝きを放つ石(パワーストーン)です。
幸せと希望を象徴する、「神の石」として珍重されてきました。
アイルランドの神話では、ヴォーレンヤドルという神が子どもの目で、「ヤルカステイン」という聖なる石を創ったといわれています。
「ヤルカステイン」とは、「丸く乳白色のオパール」のことです。
この石は、子どものように澄んだ瞳で物を見ることの大切さを教えているのです。
中世ヨーロッパでは、眼病を予防する「眼の石」として尊ばれ、細かい手仕事をするときには月桂樹(げっけいじゅ)の葉に包んで、お守りにしたといわれています。
一方で、色の変化する姿が人の心変わりに重ね合わされたり、水分がなくなると、ひび割れたり砕けやすいために、不吉な石と呼ばれたこともありました。
この石には、内面の美と才能を引き出す力があるとされます。
複雑に変化する色合いが創造性を高めるので、「アーティストの石」とも呼ばれています。
クリエイティブな活動をするときに、この石を用いると、インスピレーションが得られるようです。
あなたが意気消沈したときや、ストレスを抱えたときに身につけると、否定的な感情を吸い取って、放出してくれます。
心身は常に変化していますから、好調なときもあれば、不調なときもあります。
そうした波に惑わされることなく真実に直結させるオパールは、揺れ動く感情を鎮め、精神を強化して人生を楽しめるように促してくれるパワーストーンと言えるでしょう。
また浄化する際は、湧き水に浸けたり、クリスタル・クラスターの上に載せるといいでしょう。
水分を多く含んだデリケートな石ですから、研磨加工されていない物は、乾燥するとひび割れる恐れがあります。
水を入れた小瓶に入れておくといいでしょう。
この石を身につけるときはイランイラン、ペパーミントをアロマポットに各数滴落として香らせるといいでしょう。
アイデアやインスピレーションが得られます。
ホホバオイル20mlに3滴ずつブレンドして手足をマッサージすると行動力が高まります。
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