ターコイズは青色から緑色の色を持つ不透明な鉱物で別名を「トルコ石」と呼ばれています。
ペルシャで産出された結晶がトルコを経由し、トルコの商人によってヨーロッパに伝わったことが、名称の由来のようです。
チベットでは幸運をもたらす石として、祭事やお守りに用いられました。
アメリカ先住民族は、危険から身を守る石として盾にはめ込んだり、護符や装身具として利用していました。
弓矢に結ぶと、獲物を外すことはないとも信じられていたようです。
この石は、持ち主に危難が迫ると変色したり、時には身代わりになることがあるといわれています。
ルドルフ2世の侍医アルセム・デ・ブートの「宝石の歴史」の中に、こんな話があります。
イタリアからボヘミアへ帰国する途中で馬車が転倒したとき、彼は無傷で一命をとりとめました。
翌朝、腕につけていたターコイズを見ると、4分の1ほど欠けていたということです。
あらゆる害悪から身を守る石として尊ばれ、旅の守護石として用いられた歴史もあります。
人生の旅のお守りとして常に身につけるには、ピッタリの石といえます。
心のわだかまりを解消し、過剰なストレスを緩和させる作用もあります。
ペンダントとして身につけてください。
人間関係でトラブルを抱えたときなどには、目標に向かって前進をはかりたいときは、右手にこの石の指輪や腕輪をすると効果的です。
途中で挫折や妥協することなく意志を貫き、あなたを成功へと導くでしょう。
眼精疲労を緩和し、視力を高め、肝臓や胆のうの機能を強化する働きがあるともいわれています。
また浄化の際は、日光に当てたり、セージやパイン、ヒバなどで燻(いぶ)すと良いでしょう。
クリスタル・クラスターの上に置いておくと、石のパワーを充電できます。
基本的にはクリソコラと同様に、水に長時間浸けたり、塩に浸けることは避けてください。
そして、この石を用いるときはサンダルウッド、ベルガモット、クラリセージ数滴をアロマポットで香らせるといいでしょう。
緊張しているときや、パニックに陥ったときに効果的なのです。
心に迷が生じた際は、シダーウッドかジンジャー、サンダルウッドの香りを嗅いでみましょう。
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