周りは順調に仕事を見つけるのに、自分はなかなか就職先が決まらない…
突然のリストラに再就職先がない…
このように就職したくても仕事が見つからず、焦って不安を抱えている人がいます。
そしてこのまま仕事が見つからなかったらどうしよう…と考え始めます。
挙げ句の果てには、仕事がなかなか決まらない自分を無能な人間に思い、自分は社会に必要とされていない人間なんだ、生きていても意味がないのではないか、などという考えを持つようになる人もいます。
このように悩んでいる人に共通して言える事は、視野が狭く、大胆さが足りないことではないでしょうか。
根本的な考え方を変えれば、仕事は必ず見つかります。
ではこの考え方について、もう少し詳しくみていくことにしましょう。
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仕事が見つからない…と不安を抱えている人が縛られている考え方とは?!
仕事がなかなか見つからない、と悩んでいる人というのは、単なるシステムの中で物事を考えてしまっているのです。
多くの人は高校や大学を卒業したら、会社に入って働くのが当たり前だと思っています。
特に日本人は、周りと同じ、という事に安心感を持ちやすく、周りと違うことをすることを嫌います。
その為、会社に入って働く以外の考えを持つ人は、限られた人のみでしょう。
そして同じように、会社をリストラされた人はまた別の会社を探して採用してもらおうと思っています。
しかし、この「どこかに採用される」とは、人間が生きていくために絶対必要なものでしょうか。
「どこかに採用される」ことが叶わない人は、生きてはいけないのでしょうか。
決してそんなことはありません。
会社に就職するというのは一つの社会システムに過ぎません。
それも、一部の人間が勝手につくり上げたシステムです。
そのシステムそのものが、よいとか悪いとかいう話ではありません。
ですが、たった一つのシステムを取り上げて、それが絶対的な社会のしくみだと考えるのは、視野が狭すぎます。
生きていく上では、もっと視野を広く持って、大胆に考えることも必要です。
ましてや、「学校を卒業した人はみんな会社に入って働く」というシステムがあったとしても、結局、誰かはその枠からはみ出てしまう。
枠からはみ出てしまった人は、もうこの世界で働くことができないのでしょうか?
そんな事はありませんよね?
システムからはみ出てしまったからといって、世の中から仕事がなくなることはありません。
システムなどという固定観念を取り外せば、やれることは必ずあります。
例えば、ホームレスの人たちは空き缶や空き瓶を集めて、それをお金に換えています。
これも一つの仕事です。
会社に採用してもらって、毎月給料をもらうというシステムとは大きく異なりますが、仕事であることに変わりはありません。
自分で新しい事業を興してもいいし、家族を手伝うのでもいいでしょう。
親戚の子どもの世話をしていたら、いろいろな人から子どもを預けられるようになって、保育所のようになったというケースだってあります。
「働く=就職」という図式が、非常に狭い発想だということを、まず理解するべきです。
「仕事がない」と嘆く人の多くは「仕事がない」のではなく、「ある決まったシステムの中で働くことができない」というだけのこと。
もっといえば、「自分が働きたいように働けない」と考えているだけです。
厳しくいえば、それは一つの甘えでしょう。
もちろん、就職することが悪いわけではありません。
しかし、「働く=就職」という特定のシステムの枠にとらわれるのべきではありません。
世の中を注意深く観察すれば、どんな仕事が求められ、自分に何ができるのかを知ることは、必ずできます。
システムなどという人工的かつ一時的なものに縛られるのではなく、もっと広い視野で、
「いま、どんな仕事をすればいいか?」
「自分にはどんなことができるのか?」
を考えてみてください。
きっと新しい何かが見つかるはずです。
そしてシステムに縛られず自由な考えを手にしたあなたには、きっと楽しく生き生きとした人生が待っている事でしょう。
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