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あなたの周りに収集癖のある男性はいませんか?
「なんで、そんな物を集めているの?」…
と言いたくなるような男性のことです。
好きなキャラクターのフィギアを部屋いっぱいにコレクションしていたり、切手やコインを集めていたり….。
時に女性にとっては理解しがたいものを集めている男性がいます。
そこでここでは、そんな収集癖のある男性心理についてお話したいと思います。
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収集癖のある男性心理って一体…
記念切手や記念硬貨、ミニカーや古い時計などを一所懸命集めている男性は結構多いと思います。
石やマッチ箱のラベルなんてものまで集めている男性もいます。
こういう男性を女性から見ると、妙に思えるのではないでしょうか。
もちろん、女性もモノを集めないわけではありません。
ただ、集め方はだいぶ違います。
女性はたとえばグラスでもお皿でも、洋服でも靴でも、綺麗なものを集める傾向にあります。
あるいは、金目のものを集めたりします。
装飾品でも、きれいで値の張る指輪やネックレス、イヤリングなど、カテリーを問わず幅広く集めるのです。
男性の集め方は違いますね。
男性は昆虫採集が趣味の人もいますが、昆虫を集めている人は圧倒的に男性が多いでしょう。
女性で虫を採ったり集めたりしている人はかなり少ないと思います。
男女のこうした違いはどうして起こるのでしょうか?
これにもやっぱり、脳が関係しているのです。
実は男性は脳のある一部分だけが活性化しがち…
ですので、一部の特殊なものに興味が行ってしまうのです。
特に脳梁(のうりょう)の大きさが関係しているのです。
男性は脳梁が小さいため、たとえば、左脳で考えていることは右脳に行きにくいのです。
主に感情面を担っている右脳に情報が行かないから、よけいなことを考える余地はありません。
たとえば数学が得意な人は、男性に多いかと思います。
これも脳梁の大きさと関係していると言われています。
男性は脳梁が小さいために、左脳なら左脳で、ひたすら数学の論理を突き詰めるからです。
しかし女性は、左脳と右脳で思考や感情が行ったり来たりするので、「ここはちょっとおかしいかな。アッ、でも、こんな例外もあるんだろうな。仕方ないか」というように、そのまま先に進んでいったりするのです。
数学的思考としては、このような考え方はありません。
男性の場合、こうした脳の特徴がモノの収集に向かうと、ミニカーならミニカー、時計なら時計と、一部のものだけを集めることになってしまうのです。
一つのものを突き詰める脳のメカニズムを持っているというわけなのです。
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ヒト以外に収集癖のある動物っているの?
実はヒト以外の動物でも、モノを集めることがあるのでしょうか?…
たとえば、カラスは空き缶を集めるのが趣味とかがありますね。
ただ動物には楽しみのためにモノを集める習性はほとんど認められていません。
ヒト以外の動物に収集癖はないのです。
ただ、人間から見ると、何かを集めているように見える動物はいます。
たとえば、オーストラリアやニューギニアに棲息しているアズマヤドリという鳥のオスはメスを誘惑するために、美しい東屋(あずまや)を造ります。
オスは小枝などを集めて、まずトンネルを造ります…
続いてその内側を青い花や青い羽などで飾り立てるのです。
青いものなら何でもいいようで、人間が捨てていった青いプラスチックやら青い紙やらも集めてきて、飾っていくのです。
人にはゴミにしか見えないのですが、オオアズマヤドリには極上の飾り物に見えているのでしょう。
メスは遠くからそれを見ていて、気に入れば、東屋に入って、オスと交尾するのです。
メスが気に入らなければ、オスの労力は徒労に終わることになります。
オスのオオアズマヤドリとしては、別に集めたくて集めたわけではなく、集めたあとにメスとの交尾を目的にしているというわけです。
またアリはあっちこっちに行っては、種を集めてきます。
日本在来のアリは、エサにしようと、小さな草の種を集めては、自分たちの巣に運んでいきます。
しかし途中でけっこう落としてしまうのです。
それが実は、草の分布の広がりに重要な役割を果たしていたりもするのです。
そんなことでもないと、草の種は草の真下やその周辺に落ちて、分布は広がらないのです。
多少とも大きな実であれば、鳥が食べて、その後、糞と一緒に種が落ちて、その種はあちこちに広がることができます。
でも、小さい草の種は鳥も食べないため、アリのおかげで草は分布を広げることができているのです。
このように動物の収集は自然界で大きな意味を持っていたりするのです。
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