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あなたの周りにもいませんか?
「絶対に〇〇だ!」…
「要するに〇〇でしょ?」…が口癖の人が。
もしくはあなたの口癖かもしれません。
さて、そんな「絶対に」や「要するに」が口癖の人の心理とは一体どういったものなのでしょうか?
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「絶対に」が口癖の人の心理とは?
この世の中に絶対ということがあるとしたら、それは命あるものは死に、形あるものは壊れるということくらいでしょう。
しかし世間にはなにかにつけて「絶対に私の言う通りになる!」と断言する人がいます。
そして、この「絶対」は、往々にして絶対ではない結果となりますが、それでも“絶対大好き人間”は「絶対」を繰り返します。
そもそも「絶対に」と強調しなくてはいけない人というのは、それだけ「周りの人から信頼されていない人」と考えたほうがいいのです。
やるといったことはいつもやり遂げてきた人は、ことさら「絶対やる」などと強調しなくても、周りの人は「彼なら絶対にやるだろうなあ」と信じます。
けれども、なんでも中途半端なままの人は、「あの人はやれない。」、「また失敗するんじゃないの?」と思われているのがわかっているので、「絶対やる!」といちいち決意表明をしなくては周りの人を説得できないわけです。
それはつまり、人から信頼されていないばかりか、自分自身にも自信が持てないでいる…
そういう未熟さを持っているということにもなります。
自分の不安を「絶対」という言葉で封じこめようとしている…
そういう構図です。
一大決心して「絶対に間違いない!」、「絶対にやり遂げる!」ということは悪いことではありません。
また、頻繁に「絶対に」を口にする人の、その「思いの強さ」もわかります。
けれど、物事を成すために大切なのは「現実感覚」です。
「絶対に」という人ほど、現実感覚が薄い人は多いかもしれません。
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「要するに」が口癖の人の心理とは?
大勢の人が参加している会合で話がなかなかまとまらないとき、リーダー役の人には、話の交通整理をしていくつもある主張をまとめ、話し合いを進行していく力量が必要とされます。
ですから、さまざまな意見があっても、「要するに、A案かB案かということでいいですね。」というような強引さがあっても許されるでしょう。
しかし2、3人で世間話をしているだけなのに、「要するに、こういうことですよね。」と相手の話を、いちいちまとめようとする人がいます。
どうでもいい話なのに大仰に「要するに…」と口をはさみ、したり顔をする…
彼らの言動は、リーダーが責任感で行なうこととは違います。
相手の言葉を再活用して自分の論理に取り入れて、一言いわないことには気がすまない…
そういう性格なのです。
そこには、「相手よりも自分のほうが優れているという優越感」が見え隠れしています。
相手の言い方に満足できず、「こういえば簡単じゃないか。」というクレームの意味合いも見えてきます。
「話をまとめるのは私よ。」
「オレに仕切らせろ。」
と、口に出してまでは言わないにしても、潜在的に「自分が仕切りたい」と思っているから、「要するに」が口グセになっているのです。
こういう人には、「いやいや、そうじゃなくて…」などと切り返すと大変なことになりかねません。
プライドが傷つき、「怒りの無口」になる可能性もあるので、こちらの意見を述べるときには注意が必要なのです。
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