一般的に、仕事とストレスは切つても切れないもの…
そんなふうに思われています。
日本では、仕事のストレスによって自殺する人も多いようです。
どうしたら、そんな危機的状況から逃れられるのでしょうか?…
まずは、どんなときにストレスを感じているのかを理解し、分析することが必要です。
「ストレスが多くて嫌だ」、「仕事のストレスが溜まってつらい」といわれたところで、「どこで、どんなふうにストレスがかかっているのか?」を知らなければ、対処のしようがありません。
「仕事ではストレスが溜まるもの」などと抽象的なまま放置するのではなく、具体的に「どこで、どうストレスが溜まっているのか?」を検証することからスタートです。
ストレスがかかる原因はさまざま…
人それぞれによってケースは異なるでしょう。
ただし、けっこう共通しているのは「ああ、仕事が嫌だなぁ」、「やりたくないなぁ」と思っているのに、やらなければならないという状況です。
この状況にストレスを感じている人は多いでしょう。
やりたくないことをやらなければいけないのですから、もちろんストレスが溜まります。
それならまずは、ずる賢く考えてしまいましょう。
「やらなければならない仕事」をやらないで済む方法を考えるのです。
もっとも簡単なのは、誰かにやってもらうこと…
そもそも仕事とは完璧を求められるものです。
そして、個人が持っている能力、担っている範囲はごくわずかに過ぎません。
つまり、あなたはいま「自分ではできない仕事」、「得意でない作業」を求められ、苦しんでいるのかもしれません。
これはとんでもないストレスです。
それならいっそ「得意な人」に頼むのが一番なのです。
頼まれた人は楽しんで(ストレスを感じることなく)やってくれるかもしれませんし、あなたに感謝されることを喜んでくれるかもしれません。
まさにお互いハッピーです。
これは「雑事を少なく、軽々と暮らす」というブッダの教えにも符合するでしょう。
雑事というのは人によって異なるもので、あなたにとって大変な雑事であっても、すぐ隣の人にとっては「軽々とこなせるもの」かもしれません。
嫌な仕事を目の前にしたとき、「やらなければいけない」と自分を追い込むのではなく、まずは「どうしたら放り投げられるか?」を考えてみれば良いのです。
そして周囲を見渡して「この仕事をやってくれそうな人」、「この仕事を上手にこなせそうな人」を探して依頼してしまえばいいのです。
それがうまくいけば、確実にストレスは軽減されます。
この記事へのコメントはありません。