目次
今や「風水」は私たちにとってとても身近な存在になっています。
それは「始めやすい」、「誰にでも簡単に実践できる」というところから来ているのかもしれません。
そこで今回は、「実際に風水を始めたい!でも何からやればいいの?」…
と悩んでいる方のために、風水の基本をご紹介したいと思います。
Sponsored Links
「風水」と呼吸
風水を始めるにあたって、まずは風水とは一体どのようなものなのでしょうか?…
この点を考えてみたいと思います。
私たちは心地良いとき、落ち着きたいときなどに、無意識に深呼吸をしています。
呼吸がエネルギーの流れを変えることを無意識のうちに知っているからです。
それと同じように実は風水の世界でも、呼吸はとても大切なのです。
住環境の呼吸、要するに住まいの換気でその空間のエネルギーを変えることができるのです。
心地よい呼吸は、精神を安定させ、脳をリラックスさせます。
呼吸を改善することで健康を取り戻す療法も数多くありますし、皆さんもご存知のヨガ、禅なども呼吸を基礎にして心身のバランスを整え、精神を高めていくメソードです。
私たちは、怖いとき、驚いたとき、思わず息を止めてしまいますよね?
怒っているとき、不安なとき、悲しいときには知らずしらずのうちに呼吸が浅くなります。
逆に息を止めがちだったり、浅い呼吸が癖になってしまうと、不安やイライラを感じやすく、病気になりやすくなります。
人間にとって呼吸が大切なように、部屋も「呼吸」が大切です。
部屋の中に不用品が溢れていたり、障害物が多かったりすると気の循環が滞ってしまい、そこに住む人に様々な影響を与えてしまうのです。
ですから、まず、不用品の片付け、掃除、部屋の換気が基本となります。
それによって部屋の中を気持ちいいエネルギーが流れます。
エネルギーがきちんと循環している部屋は、そこに住む人の魂と心と身体にバランスを与えてくれます。
これが、私たちの心身を癒し、夢や目標が確実に叶う人生を作るのです。
Sponsored Links
風水とエネルギー(波動)
とは言え、いきなり部屋のエネルギーやバランスを感じる、と言われても意味がわからないという方もいるかと思います。
そこで大事になってくるのが「エネルギー(波動)」です。
人間に限らず、すべてのものはエネルギー(波動)を出しています。
たとえば、置物や花瓶に入った花があったとしましょう。
あなたはそれを家に持ち帰ってどうしますか?
様々な場所に置いてみて「一番良い位置はどこだろう?」と考えたりしますよね?
また、「あの人、こっちを振り向いてくれないかな」と思って、ジッとその人を見つめていると、急に振り向かれた経験はありませんか?
もしくは逆に誰かの鋭い視線を感じた、という経験をしたことはありませんか?
それは私たちがちゃんと空間のエネルギーや、モノとモノ、人とモノとのバランスを感じている証拠なのです。
私たちは、そのようにエネルギーやバランスを感じることで、自分の出す波動、置物の出す波動、家の出す波動、そのすべてが調和する一番心地良いところを探しているのです。
とてもツイている人と一緒にいると、なんだか自分まで運が良くなる気がする…
これも波動です。
自然に、私たちが感覚として知っていることです。
家具の位置を少し変えただけで、部屋の雰囲気が変わりますよね?
家だって、家具だって、家の中に置かれているものや絵画だって、エネルギー(波動)を出していますから、私たちはたくさんの波動の中で、互いに無意識に影響を与え合って生きているのです。
この波動がきちんとかみ合うように調整する、波動のハーモニーを整えるのが「風水」なのです。
また風水で人間が暮らす理想的な環境とされているのは、風は穏やかに吹き、水は常に清らかに流れ、輝く太陽に照らされた大地は豊かで、緑がみずみずしく呼吸をしている…
というものです。
まさに五大要素のバランスがとれた状態です。
この状態をあなたの住む部屋、そして毎日の生活に取り入れることで、あなたの人生もバランスがとれたものになるでしょう。
家の中に、風、水、太陽、大地、緑の木々を取り入れる…
「そんなことをしたら室内なのに屋外のようになっちゃう」、「狭い家では無理」と思う人もいるでしょう。
水のエネルギーが必要なら、水や海の写真やポスターを飾ったり、自分自身が水のイメージを持っている色や素材の洋服を着てみたりというのでいいのです。
風水ライフの第一歩は「風を作る」こと…
それは、行動を起こすことです。
自分の暮らしを、人生を、想うままに作り出すためには、まず行動を起こしましょう。
そこから始まります。
風水によって大自然が教えてくれる大らかで柔らかな発想を持つことで、あなたの可能性は無限大に広がっていき、運が開けてくるでしょう。
Sponsored Links
この記事へのコメントはありません。